アーセナルに朗報！？デンベレが負傷によりCL第2戦を欠場する可能性が浮上

フランス代表FWウスマン・デンベレはキックオフ直後にゴールを決め、パリ・サンジェルマン（PSG）に準決勝第2戦に向けて1-0のわずかなアドバンテージをもたらす決定的な得点を奪った。しかし、その後ハムストリングの問題と思われる症状で足を引きずりながら退場し、パリで行われる重要な第2戦への出場可能性について懸念が生じている。

残り20分のところで、デンベレはプレーを中断し、PSGのテクニカルエリア近くに座り込むことを余儀なくされた。彼はハムストリングを押さえながら不快感を示し、ベンチに助けを求める合図を送った。デンベレはすぐに交代し、ブラッドリー・バルコラが代わりに入った。デンベレが足を引きずって退場する姿はファンに警鐘を鳴らした。特に今シーズン、複数の大会でPSGの成功に不可欠な存在であったことを考えると懸念点となる。

試合後、PSGのルイス・エンリケ監督はデンベレの状況について「デンベレをピッチに戻すよう努力する。しかし、私たちは本物のチームだ。ウスマンがプレーできればそれに越したことはない。だが、彼がプレーできなくても、私たちは依然として本物のチームだ。シーズン開始以来、それを言い続けている。彼は明日検査を受ける。深刻なものではなく、非常に軽微なものだが、第2戦出場は疑わしいだろう」と説明した。

また、デンベレ自身も試合後、懸念を和らげようとしている。『レキップ』に対して「何か少し感じたが、大丈夫だ」と答えるに至っている。

デンベレの4分のゴールはPSGを先制させただけでなく、クラブの歴史の一部も獲得した。彼の今大会8ゴール目で、ゴール貢献は合計11点となり、キリアン・エンバペのPSGでの単一シーズンのチャンピオンズリーグにおける最多ゴール関与記録に並んだ。

デンベレの負傷はフランスチャンピオンにとって歴史的な大会となる可能性がある重要な局面で起こった。PSGはすでにリーグ1のタイトルを獲得し、フランスカップ決勝に進出する予定。チャンピオンズリーグの栄光も視野に入れ、トレブル達成に向けて順調に進んでいた。パルク・デ・プランスでのアーセナルとの決定的な対戦まであと1週間しかなく、PSGのメディカルチームはデンベレが再び貢献できるほど回復するよう時間との戦いを繰り広げることになる。