バルセロナがフリックとの契約延長を検討へ。ラポルタ会長らがドイツ人のエージェントと会談

バルセロナは今シーズン、欧州三冠獲得に向けて本格的に取り組んでおり、これ以上の充実感はないはずだ。シャビ・エルナンデス監督の下での困難な昨シーズンを経て、ハンジ・フリック監督は今季、カタルーニャ勢に新たな活力を吹き込んだ。現在、ラ・リーガのタイトルレースでリードし、コパ・デル・レイ決勝進出を確定させ、チャンピオンズリーグ準々決勝第1戦でドルトムントに4-0で勝利したため、準決勝進出が確実視されている。

『SPORT』によると、バルセロナの幹部陣はフリック監督のエージェントであるザハヴィ氏と会談。ドイツ人監督とカタルーニャ側との新契約について話し合ったとのことだ。報道では、バルセロナのジョアン・ラポルタ会長、ディレクターのデコ氏、そして他の上級幹部が火曜日にザハヴィ氏と会談し、契約延長のオファーを行う前に関係を強化することを目的としていたという。

フリック監督は、2023年にドイツ代表チームを離れた約1年後の昨夏にバルセロナの監督に就任した。ドイツ人監督は2026年夏までの契約にサインしたが、バルセロナは現在、フリック監督にカタルーニャ側を率いるためのより長期的な契約を与えたいと考えている。

フリック監督のチームは、ラ・リーガでレアル・マドリードに4ポイント差をつけており、4月13日にレガネスと対戦する際にその差を広げることを目指している。