先月28日に発生した最大震度7の令和8年熊本地震。今もなお、現地では深刻な断水などの被害が報告されているなか、ロアッソ熊本は「パワーを届けたい」とアウェイの地で戦った。
スタジアムには7524人の観客が集まり、熊本ゴール裏からは334人が声援を送った。
ファン歴3年で、熊本県に在住しているという男性は「地震があったなかで、僕のところは被害は大きくなかった。チームが勝てば、熊本のかたも元気が出ると思う」としつつ「応援して力になれれば」と声をからした。
また、別の男性ファンは「高校野球で有明高校もすごい逆転勝利をして、いろいろな人が勇気づけられて、これからまた頑張っていこうという気持ちになっていると思う。それをロアッソも、ロアッソができる形でやってほしい。自分も元気をもらいに来たし、元気づける姿を応援しに来た」と被災地の1日も早い復興を願った。
両軍のサポーターは横断幕で熊本県にエールを送った。また、スタジアム前には被災地への募金箱が設置され、職員によると試合開始1時間前の時点で300人以上が募金を行ったという。ある相模原のサポーターは「早く復興してほしい。全力でお互いがリスペクトをして戦っている姿を見たいです」と口にし、試合前には地震で被害を受けた方々に向けて、黙とうがささげられた。
試合が相模原がシュート14本を放つ猛攻を見せるも、熊本も粘り強い守備で応戦。両軍ともに死力を尽くし、0-0のまま試合終了のホイッスルが鳴ると、スタジアム全体から拍手が起こった。


