C・ロナウド、休養も…アル・ナスルがACL2初戦を5発大勝で飾る！ コマンやサネがゴール

ACL2グループD初戦でタジキスタンのFCイスティクロルをホームに迎え撃ったアル・ナスルはクリスティアーノ・ロナウドが欠場したが、単なるワンマンチームでない戦いぶりを披露。最終的に5-0と圧勝し、C・ロナウド抜きでも高い攻撃力を発揮した。

アル・ナスルは14分にアブドッラフマーン・ガリーブの先制ゴールでホームサポーターの熱狂に包まれると、その得点が試合の流れを決定づける展開に。先制から数分後の17分にもアンジェロがネットを揺らして、2-0で試合を折り返した。

そんなアル・ナスルは後半にイスティクロルのかすかな希望をも打ち砕き、59分にウェズレイが勝負の行方を決定づける3点目をマーク。そこからは点差が注目どころになり、89分にキングスレイ・コマン、90＋3分にサディオ・マネも得点し、5-0で勝利した。

サウジアラビアメディアによれば、C・ロナウドもスタジアムにいたが、出場を見送ったという。その代わりとして、室内ジムで軽いトレーニングとマッサージを含むリカバリーに専念。アル・ナスルは役者不在の戦いだったが、そこで注目された選手が活躍した格好だ。

ジョルジェ・ジェズス監督は試合後、「5-0で勝ったからというわけではなく、今季の新たな選手が出場できたという意味で重要な試合だった。我々の目標はこの大会で代わりとなる選手を見つけることであり、多くの選手から素晴らしいアイデアを得られたよ」と振り返った。

ACL2で危なげなく白星スタートを切ったアル・ナスルは20日のサウジ・プロ・リーグでアル・リヤドと対戦。C・ロナウドはこの試合から復帰するものとみられる。