PSGのリーグ・アン連続無敗がストップ。CLアーセナル戦を目前に史上初への挑戦が終わる

今季のリーグ・アン開幕から負けなしを続け、リーグ史上初の無敗優勝を目指したPSGだが、25日にホームで行われた第31節のニース戦で1-3の敗北。その可能性が消滅した。

PSGは34分にモルガン・サンソンのゴールで先制を許した後、41分にファビアン・ルイスが同点弾。1-1で試合を折り返したが、後半開始早々の46分にまたもサンソンにネットを揺らされ、70分にユスフ・エンダイシミイェのダメ押し弾を浴びた。

PSGはこの試合、元同僚の相手GKマルシン・ブルカに苦戦。ブルカは12本のセーブ数をマークし、そのうち9本がボックス内からものだった。

PSGはこの敗北により、リーグ・アンの1シーズンにおける最長無敗記録の更新も叶わず。1994-95シーズンのナントが打ち立てた32試合が依然として最長記録となった。

リーグ・アン無敗フィニッシュを目指したPSGにとって、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグのアーセナル戦を前にしての痛い敗戦に。だが、リーグ戦無敗フィニッシュへの挑戦が終わったのは2ndレグの前に控えたストラスブールとの次節で主力の温存が可能となったという点で不幸中の幸いかもしれない。