C・ロナウドとジダンに憧れを抱いて「夢」のレアル・マドリー移籍…エンバペが経緯を明かす。13歳時に入団しなかった理由は？

2022年夏にレアル・マドリー加入がほぼ決まりかけていたが、最終的には2年後に移籍したエンバペ。しかし、子供の頃にもレアル・マドリー入団が間近だったようで、特に2選手への憧れがクラブへの愛を掻き立てたと明かす。

エンバペは「ここでプレーするたびに、毎日夢を見ているようなもの。ジダンは僕のアイドルだった。彼のおかげでサッカーを始めたんだ。このクラブにはオーラがある。世界一さ。クリスティアーノが加入してからはすべての試合を追いかけたよ。彼もまた僕のアイドルだった。13歳の時にここでジダンに会ったんだ。バルデベバスで1週間を過ごしたけど、フランス語しか喋れなくて、ジダンとしか話すことができなかった。残るチャンスはあったけど、家族の事情で無理だったのさ。僕一人では来られなかった」と語った。

レアル・マドリー加入当初こそ静かなスタートだったが、今や大活躍しているエンバペ。今シーズンはここまで公式戦51試合で33ゴールを決め、ラ・リーガではバルセロナFWロベルト・レヴァンドフスキに次いで得点ランキング2位につけている。

エンバペは8日に行われるアーセナルとのチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグで、レアル・マドリー攻撃陣の中心として期待され、週末にはラ・リーガの戦いに戻ってアラベス戦へ。その後、マドリードでアーセナルとの2ndレグを控える。