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アディダスが北中米W杯公式試合球『TRIONDA』を発表! 開催3カ国をイメージしたデザイン&カラーに

アディダスは3日、来夏に迫った北中米ワールドカップ(W杯)で使用される公式試合球『TRIONDA(トリオンダ)』を発表した。

北中米W杯は来年6月11日からカナダ、メキシコ、アメリカの3カ国共催で行われる。『TRIONDA』の『TRI(トリ)』はホスト国である3カ国を、『ONDA(オンダ)』はスペイン語で「波」を意味し、開催国を中心に世界に広がる喜びと高揚感の「波」を表現している。

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    デザインとカラーは開催地となる3カ国の国旗からインスピレーションを受け、赤いカエデの葉(カナダ)、緑の鷲(メキシコ)、青い星(アメリカ)を採用。初となる3カ国共催の象徴として、それぞれの国旗カラーがパネル中央で繋がっており、W杯トロフィーのオマージュとしてゴールドの装飾も施されている。

    日本国内ではアディダス社とのライセンス契約に基づき、株式会社モルテンがアディダスのオンラインショップ、モルテン公式オンラインショップにて2025年10月3日(金)より、全国のお取扱店にて2025年10月4日(土)より順次販売を開始する。

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    アディダスのフットボール部門ゼネラルマネージャーのサム・ハンディ氏とカテゴリー・ディレクターのソレーン・ストーマン氏はそれぞれ次のようにコメントしている。

    サム・ハンディ氏

    「TRIONDAは、あらゆるディテールがインパクトを与えています。エンボス加工のテクスチャ、重層的なグラフィック、そして大胆な色使いが、ボールを瞬時に際立たせ、手にした瞬間に生き生きとしたデザインを生み出しています。これは、私たちがこれまでに作った中で最も視覚的に遊び心のあるFIFAワールドカップ公式試合球です。最大の舞台のために作られた職人技の結晶であり、手に取り、眺め、そして何よりも、実際にプレーしたくなるようなボールです」

    ソレーン・ストーマン氏

    「サッカーは喜びを生み出します。FIFAワールドカップほど、その喜びを体現する大会は他にありません。今回初めて、FIFAワールドカップが3カ国で共催されることになり、この機会にふさわしい公式試合球が誕生しました。大会開催国が発表された瞬間から、私たちは特別なものを作らなければならないと確信しました。それは、自宅の裏庭から世界最大の舞台まで、あらゆる場所でプレーできるボールです。来夏、TRIONDAは地球上で最も大きな舞台で主役となる予定です。選手とファンの皆さんにその瞬間を楽しんでいただけるのが待ちきれません」

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    ■テクノロジー

    1.新形状パネルシェイプ

    過去最小枚数・同一形状の4枚パネルで構成されており、流れるようなパネルシェイプは商品名にも採用されているONDA(波)を表現しています。

    2.エンボスとディボスの2種類の表皮形状

    開催国である3ヵ国のアイコン、カエデの葉(カナダ)、鷲(メキシコ)、星(アメリカ)がエンボス加工されており、4枚のパネルには意図的に深いディボス加工が施されています。これらの加工によりボールの飛行安定性を高めています。また、エンボス加工は雨天時のボールのグリップ力を高め、パフォーマンス上の利点をもたらしています。

    3.サーマルボンディング製法

    熱接合技術により、縫い目の無い表皮構造を可能にしました。それにより、どこを蹴っても同一の反発力が生じ、正確なパスやシュートの実現を目指しました。

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