クリスティアーノ・ロナウドについて知っておきたい13のこと

クリスティアーノ・ロナウドは、ロナルド・レーガン元米国大統領の名前にちなんで名づけられた。俳優から政治家に転身したレーガンがホワイトハウスで2期目の就任宣言をしたちょうど1カ月後に誕生。彼の母親は、第40代アメリカ大統領のファンであったと言われている。

クリスティアーノ・ロナウドの父ジョゼ・ディニス・アヴェイロは、アンドリーニャというクラブでキットマンを務めた。その息子であるロナウドは8歳の時にサッカーをスタート。すぐに天性の才能を発揮し、スポルティングCPのユースアカデミーにスカウトされた。

12歳では本土に渡り、アカデミーに参加。プロ選手としてのスキルを身につけた。

2009年、ロナウドは当時の世界記録となる移籍金8000万ポンドでレアル・マドリーに移籍。レアル・マドリーで9シーズンを過ごし、史上最も偉大な選手の一人としてその地位を確固たるものにした。

レアル・マドリー時代、ロナウドは4つのバロンドール賞、4つのチャンピオンズリーグ優勝、2つのリーガ優勝、その他多数のタイトルや賞を獲得した。

クリスティアーノ・ロナウドはポルトガル代表として118ゴールを記録。現役の男子サッカー選手の中で最も高い国際得点数を誇っている。

フィールドでの成功に加え、ロナウドはビジネスマンとしても成功している。CR7ブランドの衣料品、靴、フレグランスなどのラインナップを揃え、多くの商品を売り上げてきた。また、ポルトガルのマデイラ島にはホテルや博物館、レストランを多数所有している。

ミュージアムCR7は、クリスティアーノ・ロナウドの人生とキャリアに特化した博物館。ポルトガル・マデイラ島のフンシャルにあり、ロナウドの幼少期、名声の高まり、サッカー選手としての功績など、私生活と仕事に関する記念品や工芸品を展示している。

館内では、マルチメディアディスプレイ、インタラクティブゲーム、バロンドール賞やポルトガル代表のシャツなどロナウドの私物を展示。来場者にインタラクティブで没入感のある体験を提供している。

ミュージアムCR7は、史上最も偉大なサッカー選手の一人であるロナウドへのオマージュなのである。

2015年、ランカスター大学の天体物理学リーダーであるデイヴィッド・ソブラル氏率いる天文学者は、欧州南天天文台の超大型望遠鏡（VLT）を使い、W.M.ケック天文台、すばる望遠鏡、NASA/ESAハッブル宇宙望遠鏡の協力を得て新たな銀河系を発見した。

研究チームはカリフォルニア大学リバーサイド校、ジュネーブ大学、ライデン大学、リスボン大学のメンバーで構成された。その銀河の名前（コスモス・レッドシフト7、CR7 Galaxy）は、ロナウドから着想を得たものとなった。

マデイラ国際空港は、クリスティアーノ・ロナウド国際空港としても知られ、ポルトガルのマデイラ島にある国際空港だ。史上最高のサッカー選手の一人とされるマデイラ生まれのサッカー選手クリスティアーノ・ロナウドに敬意を表して、2017年に改名された。

この空港は複数の航空会社のハブ空港として機能しており、マデイラ島とヨーロッパおよび大西洋全域の目的地を結んでいる。

2018年、カナダの有名ミュージシャンであるドレイクは「スコーピオン」という名前の音楽アルバムをリリース。そのアルバムの中の「Blue Tint」という曲ではスター選手について言及されている。

その曲の一節には、" Way this sh*t set up I live like Ronaldo, but I never been in Madrid "（俺の生き方はまるでロナウド。マドリッドには行ったことがないけどな）という歌詞がある。

ロナウドは他の選手と同様、車が大好き。20台もの高級車を所有している。有名なのは、ブガッティ・シロン、フェラーリ599GTO、ロールス・ロイス・ファントムなどだ。

暦年で最も優れたゴールに贈られるプスカシュ賞は2009年にスタートし、クリスティアーノ・ロナウドが史上初の受賞者となった。

マンチェスター・ユナイテッド時代の2008-09シーズンのチャンピオンズリーグ、FCポルト戦での長距離ゴールで受賞している。

興味深いことに、クリスティアーノ・ロナウドは、カナダのブリティッシュ・コロンビア大学オカナガン校でも研究対象に。同大学の社会学部生は、スーパースターの人生とキャリアをコース科目として学ぶことができる。

フィールド外では、ロナウドは慈善活動で知られている。2015年、彼は貧困の子どもたちを助けるためにクリスティアーノ・ロナウド財団を設立。それ以来、他の多くの慈善活動に参加している。