アストン・ヴィラの日本代表GK鈴木彩艶について、イギリス『テレグラフ』が絶賛している。
今夏の移籍市場でアストン・ヴィラに加入した鈴木彩艶。すると、すぐさま定位置を掴んですでに公式戦11試合に出場。シュートストップや空中戦だけでなく、その正確なフィードで攻撃の起点となるなど、現地でも絶賛の声が相次いでいる。
そして『テレグラフ』のジョン・パーシー記者は、「アストン・ヴィラの“至宝”GK、今季最高の補強の1つ」と題し、「パルマから3000万ポンドで加入した鈴木彩艶は、エデルソンを彷彿とさせるパス供給能力で、ウナイ・エメリ率いるチームを劇的に変貌させた」と分析した。
「早くもプレミアリーグにおける今夏『最高の補強』の一人と言える存在になっている。新たな守護神はチームの躍動感を体現しており、現代フットボールに完璧に適応したGKだ。この日本代表選手は、いわばアストン・ヴィラ版のエデルソン(元マンチェスター・シティ)とも呼べる存在である。イングランド・フットボールに革命をもたらしたGKとして知られる存在の、アストン・ヴィラ版なのだ」
「鈴木はエメリ監督にとって強力な武器となっており、後方からビルドアップを行うスタイルへと変貌する原動力となった。長短のパスを使い分けることで攻撃に予測不可能な要素をもたらしている。また、リーグ戦7試合の出場ですでに25セーブを記録。マンチェスター・シティ戦では6セーブを記録している」
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■PSGとの争奪戦
そんな鈴木彩艶だが、今夏の移籍市場では様々なクラブとの関連が伝えられており、特にパリ・サンジェルマン(PSG)とは交渉成立間近だとも報じられていた。パルマのアレッサンドロ・ペッティーナSD(スポーツダイレクター)は『テレグラフ』に対し、以下のように振り返っている。
「ヴィラとは昨シーズンの終盤、ワールドカップ開催前にはすでに話し合いを進めていた。だが、他にも6つのクラブからオファーが届いていた。パルマでの1年目を終えた時点で、すでにチャンピオンズリーグに出場するようなクラブへ移籍するチャンスもあったんだ。しかし、ザイオン自身が決断を下し、我々はその意思を尊重したよ」
同メディアによると、PSGは鈴木彩艶を獲得するためにチャーター機まで準備したようだが、本人が望んだのはアストン・ヴィラだけだったとのこと。アストン・ヴィラ側は、昨季まで守護神を務めたGKエミリアーノ・マルティネスの去就がどうなろうとも、鈴木彩艶を正守護神に据えることを約束。一方でPSGは、GKマトヴェイ・サフォノフをファーストGKとしつつ、将来的な投資の一環として判断していたという。獲得を逃したPSGは大きく落胆していたとも伝えられている。
なお『テレグラフ』によると、鈴木彩艶はいつも笑顔を絶やさず、チームにもすでに溶け込んでおり、ロッカールームの人気者になっているようだ。





