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新潟FW矢村健が「理想的なお別れではありません」と古巣のJ2藤枝へ完全移籍、今季リーグ戦23試合4得点のストライカー

J2藤枝MYFCは20日、J1アルビレックス新潟からFW矢村健を完全移籍で獲得したと発表した。

市立船橋高から新潟医療福祉大へ進学し、新潟でプロデビューを果たした28歳の矢村。2023年から期限付き移籍で加入した藤枝では、リーグ戦122試合で30得点を記録した。

今季より新潟に復帰し、ここまでリーグ戦23試合4得点を奪ったが、この度藤枝への完全移籍が発表。矢村は新潟のクラブ公式サイトでコメントを発表した。

「このたび、藤枝MYFCに移籍することになりました。J1残留に向けて、力になりたい気持ちはすごくありました。なんとしてもアルビでという想いで、今季は期限付き移籍から復帰しましたが、なかなかチャンスを掴みきれず、力になりきれなかったことをとても悔しく思います」

「大学在籍時から特別指定としてチームに加わり、期限付き移籍していた時期も含めて約6年半、経験豊富な選手をはじめ、コーチングスタッフやクラブに関わる多くの方々から、たくさん可愛がってもらえたことに感謝しています。皆さんのおかげで、いろいろなことを学び、また成長することができました。ありがとうございました」

「アルビレックス新潟の選手としてビッグスワンに初めて立ったとき、ゴールを決めたとき、そして、勝ったときの歓声と高揚感は一生忘れることはありません。何よりも、苦しいときも熱い声援を送り続けてくれるサポーターの皆さんは、新潟にとっての誇りだと思っています。アルビレックス新潟でプロキャリアをスタートできたことを幸せに思います。理想的なお別れではありませんが、全力で闘ってきます。本当にありがとうございました」

なお、背番号9にとなり矢村は、藤枝の公式サイトで「この度、アルビレックス新潟から加入することになりました。再び、藤枝MYFCの力になれることを嬉しく思います。ピッチ内外に関わらず、チームにとって一つでも多くのことをプラスに変えられるように、結果で示します。全身全霊で闘っていきますので、熱い応援をよろしくお願いします」と意気込みをつづった。

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