名将カペッロ氏がW杯ベスト4を予想、今大会“最大の期待外れ”の国も明かす

fabio-capello(C)Getty images

名将ファビオ・カペッロ氏が28日、イタリアのラジオ局『Radio DeeJay』のインタビューに応じてカタール・ワールドカップ(W杯)の行方を予想したほか、ドイツへの失望を口にした。

カタールW杯はグループステージの第2戦が終了し、フランス(D組)、ブラジル(G組)、ポルトガル(H組)のベスト16進出が決定した。そんな中、イングランドやロシアの代表監督としてW杯で指揮を執った経験を持つカペッロ氏は、優勝国について考えを問われると自身の見解を示した。

「準決勝に進出するのはアルゼンチンとブラジル、そしてスペインとイングランドだ。一方でオランダは物足りない。セネガル戦で非常に良かったが、エクアドル戦のパフォーマンスは好きになれなかった。スペインはパーソナリティを持っており、次戦のパフォーマンスに注目したい。アルゼンチンは下馬評で強いが偉大なパーソナリティが感じられないようにも思う」

続いてカペッロ氏は、日本との初戦で逆転負けを喫したドイツに言及。今大会で"最大の期待外れ"だったと主張した。

「私が一番がっかりしたのはドイツだ。いつもならリズムのあるプレーを見せるチームだが、今大会はほとんど結果を出していない。ドイツは通常、フレッシュな状態でW杯に臨んで疲労が見られる相手に対してあらゆる点で圧倒できるが、今大会は全チームが同じようにフレッシュな状態で臨んでいる。それにドイツにはセンターフォワードがいないという問題もある」

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