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water-bottle(C)Getty Images

W杯のボトル持ち込み禁止は“スポンサー配慮”の結果?FIFA内部からも疑問の声と報道

FIFAワールドカップ2026のファンのペットボトルの持ち込みルールについて、FIFAの職員は商業的な要因だと懸念を表明したようだ。


いよいよ開催が迫るW杯。しかし、ファンのペットボトル持ち込みルールに関して物議を醸している。当初FIFAは、容量1リットル以下の空の透明な再利用可能ボトルが持ち込み可能で、会場内の給水所で補給することを想定していたが、大会直前の6月4日に突如ルール変更。安全面の問題から、再利用ボトルや水筒、金属製ボトルなどの全面禁止を発表した。


しかし、真夏の北米開催による気候問題などから強烈な反発が相次ぐと、6日に再度ルールを変更。1人1本まで、590ml以下で未開封の使い捨てソフトプラスチックボトルを持ち込むことが可能に。ただし、水筒や金属製ボトル、ハードタイプの再利用可能ボトルは禁止のままとなっている。


『The Athletic』によると、FIFA内部ではこの方針を巡って数カ月にわたり緊張が続いていたとのこと。そして一部の関係者は、大会直前の方針転換は商業的な要因に大きく影響されたと考えているようだ。各会場では、今大会の主要スポンサーである「コカ・コーラ」のミネラルウォーターが販売される予定だが、FIFA内部でもスポンサーに配慮した結果だとの声が上がっている模様。一方で「コカ・コーラ」側は、今回の決定には関与していないと明言したようだ。


FIFAのセキュリティ及び安全チームのメンバーは、ファンのペットボトル持ち込み禁止は熱中症のリスクを高める可能性があり、安全上のリスクにもなり得ると懸念を表明したとのこと。さらに、ファン団体フットボール・サポーターズ・ヨーロッパのエグゼクティブダイレクターを務めるロナン・エヴァン氏は、「選手の安全のためには水が不可欠だとFIFAは言っている。そのための3分間のハイドレーションブレイクだ。だが、ファンにとって水は不可欠ではなく、単なる商品だと思われているようだね」とFIFAの方針を批判している。

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