Benzema ViniciusGetty Images

ヴィニシウス、“世界最高の選手”ベンゼマから教えられたこと「30点決められるなら30点決めろ。29点で満足するな」

レアル・マドリーFWヴィニシウス・ジュニオールが、元チームメートFWカリム・ベンゼマから教えられたことの一部を明かしている。

マドリーの前線でコンビを組み、14回目のチャンピオンズリーグ優勝などを果たしたヴィニシウスとベンゼマ。ベンゼマは今夏にアル・イテハドへと移籍したが、彼の教えはヴィニシウスの中にしっかりと息づいているようだ。

『フランス・フットボール』とのインタビューに応じたヴィニシウスは、自身にとっての世界最高の選手を質問されると「以前は100%ベンゼマだった。もうここから去ってしまったが、それでもカリムを選ばさせてもらうよ。そう言っておけば、ほかの嫉妬も回避できるしね」と返答。そして、彼から教えられたことについて問われると、次のように返している。

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「ピッチ内外で多くのことを教えてもらった。彼はいつだって本当のことしか言わなかったんだ」

「彼は目標に集中するように自分を後押ししてくれた人物だった。当時の僕はもっとゴールを決める必要があって、決められないときは苦しかった。すると、史上最高の選手の一人である彼からこう言われたんだ。『もし30点決められるんだったら、きっちり30点決めてみせろ。29点で満足するな』って。その言葉は、ずっと僕の頭に残っている」

「昔から点を決めるのは好きだったけど、いつも頭の中にあったわけじゃない。1シーズンの目標なんて決めたことがなかった。これまでは『30ゴールを決めなきゃいけない』と自分に言い聞かせたことなんてなかったけど、今はそうしている。毎シーズン、もっと点を決めていきたいんだ。昨季、自分が23ゴールを決めたことは知っているよ。だから次の目標は、23ゴールより多く決めることになる」

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