厳しい戦いが続くバレンシアについて、スペイン『as』の記者が分析している。
11日に行われたラ・リーガ第5節で、セビージャと対戦したバレンシア。敵地での一戦では、苦しい展開の中で耐えていたものの、81分に失点。そのまま0-1で敗れた。これで直近4連敗、開幕から1分け4敗と未だ勝利がない状況が続いている。
苦しむバレンシアだが、6日に5-0で大勝したバルセロナのロドリが試合中に残したコメントが大きな話題に。スペイン代表MFは後半途中にベンチへと下がった後、チームメイトに対して「彼らはゆる過ぎるだろ」「ひど過ぎる」「ひどいなんてもんじゃない」とバレンシアのクオリティの低さを指摘。『モビスタール・プルス』のカメラがその様子を捉えて物議を醸したが、本人がその後に謝罪している。
しかし4連敗を喫した後、『as』のコンラド・バイエ記者は「やはり、ロドリの言った通りのようだ」と題し、バレンシアのチーム状況を以下のように分析した。
「かつてのような実力を備えたセビージャなら、バレンシアを7-0で粉砕していただろう。もっと早い段階で勝利を決定づけるだけの“クオリティ”を欠いていた」
「バレンシアにとってこの夜は反撃の機会であり、周囲の懐疑的な見方を覆すチャンスでもあった。しかし、現実はそうならなかった。彼らは誰の評価も変えることができなかったのだ。確かに、リアソール(vsデポルティーボ:1-3)でのような屈辱的な大敗は免れたが、そうなっていれば“最後の一撃”となり得る事態だっただろう」
「今のバレンシアには、見るべき内容のあるフットボールが全くない。意味のあるパスを4本つなぐことさえできず、自分たちには方法も能力もないやり方でボールを繋ごうとし、チャンスも作れず、誰もが本来の力を発揮できていない」
「負傷者続出は本来なら言い訳になる状況だが、誰も責任の所在を追求しようとしないのは問題だ」
「こうした問題の根底にあるのは、カルロス・コルベラン監督の存在だ。他クラブならとっくに解任されているだろう。15ポイント中わずか1ポイント、得点は1、チーム状況を見ても明らかだ」
「だが、バレンシアでは何が起きても不思議ではない。最大の責任者であるリム一族は辞任する気配がなく、コルベランをたった1人矢面に立たせているロン・グーリーCEOこそ、監督よりも先に去るべき人物なのだから」
バレンシアの次戦は15日、敵地でアラベスと対戦する。





