レアル・マドリーのギャレス・ベイルは、チャンピオンズリーグ決勝でのオーバーヘッドがUEFA年間ベストゴールの候補から外れたことに驚きを隠せないようだ。
2017-18シーズンのCLファイナルでリヴァプールと対戦したレアル・マドリー。1-1で迎えた61分にピッチに立ったベイルは、その3分後に左サイドからのクロスをオーバーヘッドで合わせて決勝点をマークする。さらに、終盤には強烈なミドルシュートを沈め、3-1の勝利とともに史上初となるCL3連覇に貢献した。
CL決勝史上最高クラスのスーパーゴールとの呼び声もあったベイルのゴールだが、2017-18シーズンのUEFA年間ベストゴールの候補から落選。対照的にCL準々決勝のユヴェントス戦で同じくオーバーヘッドからゴールを奪ったクリスティアーノ・ロナウドのゴールが選出されており、スペイン『マルカ』なども「おかしな決断」と疑問を投げかけた。
そして17日、ベイル本人もこの選考委員の決断についてイギリス『デイリー・メール』で口を開く。「どのようにしてリストからもれたのか僕にはわからない。僕は誰が選考委員を務めたのか知りたい。なぜなら彼らを解任したい」
なお、2017-18シーズンの同賞に輝いたのは、やはりC・ロナウドのオーバーヘッド。2位にヨーロッパリーグ準々決勝でマルセイユのディミトリ・パイェが決めたミドルシュートがランクインし、3位にスペインU17女子代表選手のゴールが選出された。
今夏にユヴェントスに移籍した元チームメイトのC・ロナウドが受賞したことについて、ベイルは「僕は何か言える立場にはない」と言及するにとどめた。
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