レアル・ソシエダのペッレグリーノ・マタラッツォ監督について、日本代表MF久保建英も絶賛している。
長年率いたイマノル・アルグアシル監督が退任し、今季はセルヒオ・フランシスコ前監督体制でスタートしたソシエダ。しかし深刻な成績不振に陥り、一時は降格圏に沈むなど苦しい時期が続いていた。
それでも、昨年12月21日のマタラッツォ監督の就任が転機に。同指揮官の下、公式戦19試合で12勝4分け3敗と劇的に改善すると、ラ・リーガでは7位まで急浮上。そして18日に行われたコパ・デル・レイ決勝戦では、PK戦の末にアトレティコ・マドリーを下して優勝を達成している。
途中就任でクラブを立て直したアメリカ人指揮官について、久保は試合後『MARCA』の取材に対して「監督は本当に頭がいい。彼が銀行員ではなく、監督になる決断をしてくれたことに感謝しなければいけませんね」と冗談を交えながら絶賛した。
さらに、同メディアのハイメ・リンコン記者は「今季はペッレグリーノ・マタラッツォがサンセバスチャンにやってきたシーズンとして、ソシエダの歴史に刻まれるだろう」と称えている。
「実績も乏しい彼が、困難な過渡期を乗り切るに最も信頼できる人物とは到底思えなかった。就任時はチームが崩壊しており、多くの選手が水準を遥かに下回っている。たった数カ月でアイデンティティを失ってしまっていたのだ」
「彼が就任した際、ソシエダは降格圏と3ポイント差だった。そして数カ月後、彼はキャリア初のタイトルを獲得している。さらに、チャンピオンズリーグ出場権も狙える順位だ。指揮官はすでに、その実力でソシエダの英雄となった」
そしてコパ・デル・レイ決勝でGKウナイ・マレーロを起用した采配などを絶賛し、「マタラッツォは一貫性を持ち、これまで何度もそうしてきたように、見事な判断を下した。そして彼の幾度となく正しい決断が、成功へとつながったのだ」と締めくくっている。




