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バルセロナの神戸戦中止の理由は…プロモーターの韓国企業が声明「意図的な詐欺行為が明確に確認されました」

バルセロナのヴィッセル神戸戦が中止となり、主催企業から公式声明が出されている。スペイン『スポルト』などが伝えた。

今夏に来日し、27日に神戸戦を行う予定だったバルセロナ。しかし、23日に「主催者側の重大な契約違反」により中止となったことを電撃発表。すると、韓国ツアーと日本ツアーで企画・宣伝を担当している韓国のD-DRIVE社のソウル・ハムCEOが以下のように声明を述べた。

「世界中のメディアの皆様へ。私はD-DRIVEを代表し、FCバルセロナ2025アジアツアーのゼネラルマネージャー兼公式プロモーターを務めるソウル・ハムです。中止となったヴィッセル神戸とFCバルセロナの試合は、もともとレアル・ソシエダのメインスポンサーであるヤスダグループが提案し、日本での共催となる予定でした」

「D-DRIVEは本日、試合の代金全額を受け取る予定でしたが、最終的に資金は到着しませんでした。ヤスダグループは、無効または偽造された書類を繰り返し提出し、すでに韓国に送金済みであると虚偽の主張をして、私たちを欺いてきました。ヤスダグループの従業員から、CEOが最終的に送金しなかったという音声録音を入手しており、意図的な詐欺行為が明確に確認されました」

「この不正行為により、楽天の社会的イメージは著しく損なわれました。これらの事態を踏まえ、FCバルセロナは日本での試合を中止するという正しく責任ある決定を下しました。損害賠償を求めるため、責任ある日本の団体に対し法的措置を講じます。日本とは異なり、韓国ではプロモーターが試合の準備を整え、関連費用をすべて負担しています。現時点では、残っているのは航空券代のみです。韓国のファンの皆様、ご安心ください。D -DRIVEは残りのツアーを成功させることに全力を尽くします。忘れられない試合をお届けするために、あらゆる努力を尽くします」

なお、ソウル・ハム氏は韓国ツアーでの2試合は問題ないと主張しており、バルセロナは近日中に韓国へ渡るとみられる。

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