アーセナルのイングランド代表MFブカヨ・サカの起用法について、『The Athletic』が疑問を呈している。
アーセナルの下部組織から17歳でトップチームデビューを果たして以降、瞬く間にスターダムへのし上がったサカ。チーム内で絶対的な存在となっているものの、近年の試合出場数は度々話題になっている。
サカは昨季のプレミアリーグ全38試合中、37試合に先発出場(残り1試合は60分から途中出場)。さらに今季も全試合に先発しており、リーグ戦で最後に欠場したのは2021年5月まで遡る。つまり、現在87試合連続でピッチに立っていることになる。そしてイングランド代表としても直近16試合中15試合に出場するなど、疲労も心配されていた。
そんな22歳MFだが、第6節トッテナム戦(2-2)で足を強打し、試合途中にはベンチへサインも送っている。ミケル・アルテタ監督も痛めたことを認めており、第7節ボーンマス戦(4-0)への出場も危ぶまれていたが、結局スタメンでピッチに立つことに。先制点をマークするなど好パフォーマンスを見せていたが、77分に足を引きずりながらピッチを後にした。
『The Athletic』のニック・ミラー記者は、「アルテタが可能な限り起用したいと思うのは理解できるし、アーセナルの心臓だ。ファンにも愛されており、今季も1試合を除いてすべてでゴールに関与している」と選手を高く評価しつつも、采配には疑問を呈している。
「だが、すべてがダメージを与えているように見える。トッテナム戦でサカはベンチに合図していたが、アルテタが交代したのはガブリエウ・ジェズス。サカは文字通り続けられなくなった最後の最後にピッチを後にした。そしてアルテタ本人が『かなりひどい打撃』と表現してボーンマス戦も危ぶまれた中、先発してゴールを奪っている。指揮官はサカの交代に関し『同じ場所を踏まれたのだと思う』とし、トッテナム戦で交代を余儀なくされた問題と同じだと認めた」
「過去数年間で特別な力を見せてきたが前の試合でケガを抱えた選手がいる場合、その選手の仕事量と潜在的な危険を制限するためにできる限りのことをすべきなのだろうか? 本当に不思議なのは、アルテタ自身がそう認めている。『彼を守らなければいけないのは確かだ』と。だが、現時点で彼の言葉と行動が一致しているとは思えない」
「アーセナルは3日、チャンピオンズリーグでRCランスと対戦する。だが、最も重要な選手1人を欠く可能性がある。その責任は、アルテタにあるだけだ」



