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マン・C戦に臨むレアル、リュディガー「昨季2ndレグで起用されなかったのは受け入れ難かった。アンチェロッティが謝る必要はないけどね」

9日のチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグ、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウにマンチェスター・シティを迎える。この一戦の前日会見に出席したDFアントニオ・リュディガーは、昨季シティ戦のセカンドレグで出場機会を与えられなかったことを今一度振り返っている。

レアル・マドリーとシティは昨季CLでは準決勝で対戦。リュディガーは同じくベルナベウで行われたファーストレグ(1-1)で、シティのエースFWアーリング・ハーランドを完璧に封じ込めて称賛を浴びたものの、セカンドレグ(0-4)ではカルロ・アンチェロッティ監督に起用されず、ベンチからチームが敗退する様を見届けている。

リュディガーはその出来事について、アンチェロッティ監督の指揮官としての決断を尊重しながらも、「受け入れるのが難しかった」とも告白している。

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「昨季のベルナベウの一戦は良かった。ただ全員が良質な仕事を実現したから、ハーランドを止めることができたんだ。僕たちはうまく状況をコントロールし、彼にパスが通るのを防いでいた」

「セカンドレグで自分はプレーしなかった。そのことについて監督が謝る必要はない。彼には彼の考えがあり、自分は選手として受け入れなくてはいけないんだ。たとえ、受け入れるのが難しかったとしてもね」

「今回の試合のプランも昨季と同じだ。基本的には彼らの重要な、危険な選手たちをうまく抑え込まなければならない。デ・ブライネ、フォーデン、ハーランドといった選手たちをね」

昨季三冠を達成したシティを本命に推す声も多いが、リュディガーは自分たちが次戦進出を果たすことに自信をのぞかせた。

「いつだって楽観的でなくてはいけない。シティとの試合は難しいものになるだろうが、こちらはレアル・マドリーなんだよ。自分たちを信じなくてはいけない」

「チームは良い調子だ。レアル・マドリーは素晴らしい家族のようだが、それをピッチ上でも示さなければならない。マドリーが自ラウンドに進出できると確信しているよ」

リュディガーはその一方で、レアル・マドリー加入直後からエース級の活躍を見せるMFジュード・ベリンガムについても言及している。

「正直に言って、最初は驚いた。彼のことはそこまで知らなかったからね。しかし……なんてこったい! 彼はロッカールーム内でも本当に素晴らしい、信じられないようなパーソナリティーを発揮している。まだ20歳だが、その人生の中でありとあらゆることを経験してきたようだ。その年齢からすればあまりに成熟しているし、本当に素晴らしい選手だよ」

「彼が将来的にリーダーになることを確信している。本当に成熟した選手で、あらゆる行動がプロフェッショナルだ。とても素晴らしいチームメートだよ。自分たちは彼が健康であり続けることを祈らなくちゃいけない。それに両親の存在も素晴らしく、彼が地に足をつけているのは二人のおかげなんだよ」

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