エヴァートンFWリシャルリソン「冬にバルセロナとマンチェスター・Uからオファーがあった」

【欧州・海外サッカーニュース＆移籍情報】エヴァートン（プレミアリーグ）のブラジル人FWリシャルリソンが、今冬の移籍市場でビッグクラブ行きの話があったと明かしている。

エヴァートンのブラジル代表FWリシャルリソンが、冬の移籍市場ではバルセロナとマンチェスター・ユナイテッドからオファーを受けていたと明かしている。ブラジル『Los Desimpedidos』に対して次のように語った。

「シーズン途中、バルセロナや（マンチェスター）ユナイテッドからオファーがあった。だけど冬に移籍することが自分のためにならないと思ったから、エヴァートンに留まることに決めたんだ。道の途中で離脱することは同僚のみんなに悪いからね」

一部報道ではバルセロナからの打診は1億ユーロ（約120億円）に及ぶ契約解除金のビッグオファーだったとも。リシャルリソンは「関心を寄せてくれて感謝しているよ。バルセロナは世界最高のクラブの一つだ。だけど実際に移籍することが本当に幸せかどうかが僕にとっては判断材料だったんだ」とエヴァートン残留の決め手を明かした。

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1997年生まれ、現在23歳のリシャルリソンはアメリカMG、フルミネンセを渡り歩き、2017-18シーズンはワトフォードに移籍して欧州初上陸。その1年後の2018年夏にエヴァートンに加入していた。

今季ここまでリーグ戦27試合10ゴールの成績を残しているリシャルリソン。1月当時、バルセロナはルイス・スアレスがひざの手術による長期離脱が確定していたことから、代案となるFWの確保に奔走していた。バルセロナは1月中に新FWを迎え入れることができなかったものの、2月途中に特例でFWマルティン・ブライトバイテを補強している。一方でマンチェスター・Uも前線の駒不足が深刻化し、オディオン・イガロと契約を結んでいた。