バルセロナのスポークスマンを務めるジョゼップ・ビベス氏が、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長と同様にレアル・マドリーがVARの恩恵を受けているとの見解を示した。
5日のラ・リーガ第34節アスレティック・ビルバオ対レアル・マドリー(0-1)では、マドリーがVAR介入によるPKから決勝点を奪いながらも、アスレティックがVARの介入なくPKを見逃されたと騒動に。さらにバルセロナはアウェーでのビジャレアル戦(4-1)で、メッシのゴールがVARによって取り消され、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長が試合後に「VARはいつも同じチームに恩恵を与えている」と言い放った。
この発言は大きな話題となったが、バルセロナのスポークスマンによる公式見解も同様のものだった。同氏は、クラブのSNS操作疑惑に関する調査報告会でVARについても言及。一チームが恩恵を受けているというバルトメウ会長と同様の考えを、公式見解として口にしている。
「ラ・リーガにVARを導入することにおいて、バルサがリーダーシップを発揮したことには誰も否定できない。私たちはラ・リーガ及びスペクタクルが改善されるため、審判を助けるために力を尽くした。私たちはVARの存在価値を守っていきたい。しかし、その適用基準は改善されなければならない。適用基準の公平性が欠けている。いくつかのチームが被害を受け、一チームが恩恵を受けているというのが現状だ。会長は一つの意見を口にしたが、それは事実として証明されている。現時点では、公平性が存在していない」
ビベス氏はその後、スペイン『カデナ・コペ』と『ラディオ・マルカ』のインタビューに応じ、レアル・マドリーがVARの助けによって首位を走っているのかという質問を否定。しかしながら、VARに公平性が欠けているとの見解は曲げなかった。
「レアル・マドリーは審判のおかげで首位に立っているわけではない。バルセロナに対して何かしらのキャンペーンが張られているわけでもない。だがシーズンの重要な時期に、深刻になり得る判定が存在している。私たちの義務は良いプレーを見せること、勝利することにあるが、VARの適用基準は公平ではない」
その一方で『マルカ』によれば、レアル・マドリーはバルトメウ会長の発言に怒り心頭であり、そうしたバルセロナ側の言い分が「苛立ちと妬み」であると考えているようだ。なおジネディーヌ・ジダン監督はアスレティック戦後、「私たちはピッチの上でプレーし、選手たちはすべてを出し尽くしている。私たちが審判に働きかけているという意見を耳にするのは、自分にとって受け入れられない。マドリーに、私たちが行なっていることに対して敬意を払うべきだ」と発言していた。
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