レアル・マドリーは28日にチャンピオンズリーグ(CL優勝)決勝リヴァプール戦に臨み、1-0の勝利で4年ぶり通算14回目の優勝を果たした。フロレンティーノ・ペレス会長は試合後、チームやサポーターのことを称えている。
ペレス会長にとっては自身6回目のCL優勝。前身大会チャンピオンズカップを6回制覇した故サンティアゴ・ベルナベウ元会長に並んだことになる。スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューに応じた同会長は、次のような感想を述べた。
「今季、私たちは良いシーズンを送った。難しい相手とばかり対戦してきたが、一チームずつ打ち破っていけたね。私たちはこのチャンピオンズ優勝に値する。選手、監督、サポーターのおかげだよ。選手たちはサポーターの後押しを受けて、忘れることのできない試合を演じてきたんだ」
ペレス会長はまた、この決勝、ひいては大会を通じて好セーブを連発してきたGKティボ・クルトワに対して称賛の言葉を口にしている。
「彼は素晴らしいシーズンを送った。世界最高のGKであり、だからこそ私たちはこのクラブに連れてきたんだ。彼は本当にマドリディスタなんだよ。アンチェロッティはマドリーの選手たちと他チームの選手たちの違いについて、マドリーの選手たちが本当にマドリディスタであることと話していたが、まったくその通りだ」
「シティ戦で、すでにピッチから去ったベテランたちが、若手たちのことを応援していた場面を思い出す。マドリーは人生の一つの理解の仕方なんだ。ときに味気ないときだってあるが、しかしこのクラブはソシオ(クラブ会員)のものであり、利益を分配するような存在ではない。一つの共同体として大きな価値があるんだよ」
パリ・サンジェルマンやマンチェスター・シティと“国家のクラブ”を打ち破り、優勝までこぎつけたマドリー。ペレス会長はマドリーが株式会社ではなくソシオのクラブとして、確固とした価値観を示していることを強調する。
「彼らは私たちよりも予算が上で、だからこそ最高の選手たちを擁している。今回のノックアウトラウンドは、皆から評価されて然るべきものとなった。いくつかのクラブとマドリーの違いは、私たちが配当金などを配らないことにある。私たちが配っているのは、犠牲の精神やファンとの団結といったフットボールの一つの捉え方だ。それこそが偉大なサンティアゴ・ベルナベウから受け継いだものであり、私はずっとその水準を目指してきたんだよ」
その一方で、PSG残留にした FWキリアン・エンバペについてはすでに「忘れられた」選手と形容している。
「マドリーはこれからも、最高の選手たちを集めるべく努力をしていく。しかしエンバペについては、すでに忘れ去られている。何でもないことだ。マドリーは完璧なシーズンを送ったし、そのテーマはすでに忘れられているんだよ。エンバペは存在しない。存在するのはレアル・マドリーの祝勝会だけだ」





