パリ・サンジェルマン（PSG）は、来季の新指揮官候補としてジョゼ・モウリーニョ監督をリストアップしているようだ。
今季就任したクリストフ・ガルティエ監督の下、キリアン・エンバペ、ネイマール、リオネル・メッシら豪華スカッドとともに悲願のチャンピオンズリーグ（CL）制覇を目指したPSG。しかし、ラウンド16でバイエルン相手に敗退が決定。さらに国内カップ戦でも早々に姿を消し、リーグ・アンでも優勝は安泰ではないなど、厳しい状況が続いている。
そしてガルティエ監督の去就も大きな話題となっており、一部では今季限りでの解任は確実とも伝えられていた。そしてフランス『RMC Sports』は、後任探しはすでに始まっており、上層部は特にモウリーニョ監督に注目していると伝えた。
同メディアによると、アドバイザーを務めるルイス・カンポス氏がモウリーニョ監督招へいに興味を示しているという。両者はレアル・マドリーで共に働いた経験があり、PSG側は過去に5つの欧州大会タイトルを獲得した手腕を評価。正式な接触はまだだが、招へいを狙っているようだ。
さらに『RMC Sports』は、モウリーニョ監督とローマの契約は残り1年に迫っており、さらにモウリーニョ監督自身はPSGのオファーに耳を傾ける考えがあると伝えている。一方で一部クラブ関係者からは、同指揮官の性格が一部メンバーと衝突するという懸念の声も上がっているようだ。
なおPSGは、その他ミケル・アルテタ監督（アーセナル）、ユリアン・ナーゲルスマン監督（フリー）、チアゴ・モッタ監督（ボローニャ）もリストアップしているという。今後の動向に注目だ。