mbappe(C)Getty Images

PSG、エンバペの退団で377億円のコスト削減か…その資金で狙うストライカーは?

パリ・サンジェルマン(PSG)は、FWキリアン・エンバペの退団により莫大なコストを削減することになるようだ。

2017年のPSG加入以降、クラブ歴代最多255ゴールを奪い、6度のリーグ・アン制覇を達成してきたエンバペ。しかし、昨年にはPSGとの契約延長オプションの行使を拒否したことが発覚し、大きな話題に。そして10日、自身のSNSで今季終了後にフリーでクラブ退団することを発表した。

移籍先はかねてより噂されるレアル・マドリーが濃厚だと伝えられる一方で、PSGはエンバペの退団で莫大なコストを削減できるという。イギリス『ガーディアン』などに寄稿するベン・ジェイコブス記者は、自身のSNSで以下のように指摘した。

以下に続く

「PSGはエンバペの退団により、税金や社会保障を含めて総額2億2500万ユーロ(約377億円)を抑えることができる。クラブは今夏、チーム刷新と若き才能への投資にその大部分を割く予定だ」

また、イギリス『スカイスポーツ』のチーフ記者カヴェ・ソルヘコル氏も「エンバペの退団で最低でも2億2200万ユーロの総コストが解放される。PSGに驚きはない。今夜明らかになったものはないからだ。クラブは1月の段階で退団を知っていた」と伝えている。

なお、PSGは来季のストライカー候補としてナポリFWヴィクター・オシムヘンの獲得に動いている模様。移籍専門記者ジャンルカ・ディマルツィオ氏が伝えている。しかし同記者によると、オシムヘン本人はPSG移籍よりもプレミアリーグでのプレーを熱望。チェルシーやアーセナルが関心を示しているようだ。

広告