初のCL決勝進出PSG、110試合での到達は史上最遅！34戦連続得点はUEFA主催大会記録に並ぶ

【欧州・海外サッカーニュース】初のチャンピオンズリーグ決勝に進んだパリ・サンジェルマン。同大会史上最も苦労して決勝の舞台にたどり着いた。

パリ・サンジェルマン（PSG）は、チャンピオンズリーグ（CL）史上最も苦労してファイナルに到達したクラブになった。

18日に行われたCL準決勝で、ライプツィヒと対戦したPSG。若手選手中心に勢いに乗るライプツィヒに対し、PSGは序盤からゲームを支配。13分にセットプレーからマルキーニョスのゴールで先制すると、42分にアンヘル・ディ・マリア、56分にはフアン・ベルナトも追加点を奪い、3-0で快勝を収めている。

この結果、PSGはクラブ史上初めてCL決勝の舞台にたどり着いた。『Opta』によると、ヨーロピアン・カップ時代も含めて同クラブは110試合を戦い、初のファイナルへ到達。これは1971年～2006年の間にアーセナルが記録した90試合を抜き、史上最も遅い決勝進出となったようだ。

またフランスのクラブとしては5つ目の決勝進出チームとなり、これはイングランド（8チーム）やドイツとイタリア（共に6チーム）に次ぐ記録になったという。

なおこの試合でも3ゴールを奪ったPSGだが、現在UEFA主催大会で34試合連続得点中。これは2011年～2014年にレアル・マドリーが達成した最多記録に並んだようだ。

悲願のビッグイヤー獲得を目指すPSG。決勝戦では、リヨン対バイエルン・ミュンヘンの勝者と激突する。