arsenal-var(C)Getty Images

「審判の質が向上するまで、プレミアリーグでVARは機能しない」英著名記者が持論

イギリス著名記者ヘンリー・ウィンター氏が、アーセナルとマンチェスター・シティの大一番の判定に持論を述べた。

1日に行われたプレミアリーグ第21節で、マンチェスター・シティをホームに迎えたアーセナル。前半は10連勝中の王者相手に主導権を握り、31分にブカヨ・サカのゴールでリードを奪った。しかし、57分にPKから失点。その後ガブリエウが退場になると、耐え続けていたが、後半アディショナルタイムに劇的な逆転弾を許し、1-2で敗れている。

この試合、アーセナルは前半マルティン・ウーデゴールがボックス内でGKエデルソンと交錯して倒れたが、VARオンリー・レビューによってノーファウルの判定に。しかし、グラニト・ジャカがベルナルド・シウヴァを倒して同点PKを与えた場面では、主審はVARオンフィールド・レビューを行っている。

この2つの判定はイギリス内で大きな議論となっており、アーセナルGKアーロン・ラムズデールも「2つの間に矛盾があることに腹が立つ」と述べている。そして試合直後にウィンター氏も、自身のSNSで持論を述べた。

「審判の質が向上するまで、プレミアリーグでVARは正しく機能しないだろう。アーセナル対マンチェスター・Cでの2つのPKをめぐる矛盾。両方ともPKであったが、与えられたのは1つだ」

「ファンや選手をイラつかせているね。試合を台無しにした。良い審判も何人かいるが、全体的なクオリティはエリート・リーグとは言えないね」

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