2021-07-25-endo-japan-mexico©Getty Images

内田篤人氏が「僕のMVP」と伝えた遠藤航、「後半の戦い方は課題を感じざるを得ない」

東京オリンピック(五輪)2020のグループA第2戦、U-24日本代表はU-24メキシコ代表と25日、埼玉スタジアムで対戦し、久保建英の2試合連続ゴール、堂安律の得点で2-1の勝利を収めた。

初戦でフランスを4-1で下したメキシコとの対戦は、グループステージ最大の要所ともいえる一戦だった。日本はオーバーエイジ(OA)の3名や久保建英、堂安律ら現状のベストメンバーを引き続き起用し、初戦からの変更は三好康児が相馬勇紀に変わったのみ。負傷が伝えられる冨安健洋が引き続きメンバー外となった一方で、三笘薫がベンチ入りを果たした。

2試合連続先発フル出場したOAの遠藤航が、試合後のフラッシュインタビューに答えた。インタビュアーである内田篤人氏が「僕は個人としてMVPだと思っています。守備、前への推進力」と伝えると、「ほんとですか!」と笑顔を見せつつ、「立ち上がりのところでしっかり試合に入った。すごくいい入りをして2点取れた。その後は前半は失点しないように、自分のところは常にボールを奪えるように前向きに守備をできるようにしていた」と試合のポイントを振り返った。

また、相手に退場者が出て10人になって攻め込まれる展開になったことについては、「後半の戦い方は課題を感じざるを得ない。最後、守るところはできたが、もう少し相手が10人になったときにボールを動かしたかったのが本音。勝てたのでそこはポジティブに考えたい」とする。

ドイツ・シュツットガルトでプレーする海外組である遠藤にとって、東京オリンピックは長いシーズンを戦った後のシーズンオフに開催される大会でもある。

「徐々にコンディションは上がってきている。初戦から上がってきているので、連戦だがしっかり休んでチームで勝てるようにしたい」と結んだ。

2連勝を収めた日本は勝ち点6でグループA首位に浮上。28日の最終節ではフランス(勝ち点3)と対戦するが、その試合を引き分け以上で終えれば、首位での決勝トーナメント進出が確定する。

■東京五輪|関連情報

広告