Kylian Mbappe Paris Saint-Germain 2023-24Getty

エンバペ、すでにレアル・マドリーの金銭的条件を把握か…PSGで受け取る年間119億円を下回る模様

パリ・サンジェルマン(PSG)FWキリアン・エンバペは、レアル・マドリーからすでに具体的な条件を提示されているようだ。

以前から大きな注目の集まるエンバペの去就。2022年にはフリーでレアル・マドリー加入が決定的とも伝えられていたが、最終的にPSGとの契約を更新した。しかし、PSGとの契約延長オプションの行使は拒否しており、現行契約は今季限りで満了に。そして1月から来季のフリー加入に向けて他クラブと自由に交渉が可能になっている。

『The Athletic』のマリオ・コルテガナ記者は以前、レアル・マドリーは1月中旬までに加入する意思があるかどうかを返答するよう求めていると報じていた。そして同記者は、現在の交渉状況について新たに伝えている。

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レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長はエンバペの獲得を決意し、これまでも直接連絡を取り続けていた模様。エンバペ側も常にレアル・マドリーでプレーしたい考えを明かしており、そのためクラブは今回も獲得へ向けてあらゆる手を尽くすつもりのようだ。しかし、サンティアゴ・ベルナベウ改修工事やチーム内給与バランスを考慮し、2022年にオファーした契約ボーナス1億3000万ユーロ(約204億円)と年俸2600万ユーロ(約41億円)よりは下回る条件に。それでも、チーム内で最高給の条件を提示すると伝えられている。

そしてコルテガナ記者によると、エンバペはすでにレアル・マドリーから金銭的な条件を提示されたとのこと。レアル・マドリー側は1月中旬までの返答を求めているが、エンバペ側は時間を求めており、2月中旬のチャンピオンズリーグ再開前に決断するようだ。

なおPSG関係者によると、エンバペの現在の基本給はボーナスを除いて年間7500万ユーロ(約119億円)。レアル・マドリー側は、金銭的な条件ではPSGと大きな差があることを認識しているとも伝えられている。今後の動向に注目だ。

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