レアル・マドリーでの状況が注目されるFWキリアン・エンバペについて、現地記者が分析している。
今季公式戦41試合で41ゴールを奪い、チーム内得点王としてレアル・マドリーを牽引してきたエンバペ。しかし左脚の半腱様筋を痛めて離脱を強いられると、過去数日の間に恋人とイタリアでリラックスする姿がSNSで大きく拡散されていた。
すると5日、スペイン複数メディアが「エンバペがレアル・マドリーで孤立している」と報道。スタッフ陣との衝突やロッカールームでの態度、チームメイトとの関係悪化により内部で孤立状態にあると報じられている。一方でエンバペ側は、『AFP』を通じて「批判の一部は、クラブが厳重に管理しているリカバリー期間に関する事柄を箇条に解釈したもの。これはキリアンがチームのために毎日行う献身的な努力や取り組みの実態とは全く異なる」と声明を発表し、直近の献身性に対する批判に反論している。
そうした中、『as』や『ElDesmarque』に寄稿するホルヘ・ピコン記者は、エンバペとレアル・マドリーの関係が悪化した原因について、「イタリアでのバカンスだけではない、何らかの亀裂が生じている」としつつSNSで持論を展開した。
「事の発端は、シャビ・アロンソの解任だった。エンバペ(そしてロッカールーム全員)は、この解任を全く予想していなかった。そしてエンバペはクラブに対し、シャビ・アロンソの手腕を信頼しており、一部のチームメイトが彼を解任するためにあらゆる手段を講じたと信じていると伝えている。フロレンティーノ・ペレス会長はこれを快く思っていない」
「さらに、膝のケガが溝をさらに深めている。彼は自身の健康が危険にさらされていると感じ、この不満をチームメイトやクラブに打ち明けた。専門医の診察を受けるためにフランスへ渡ったことは、必ずしも全員に歓迎されたわけではない。検査のため1週間パリに滞在したが、結局はメディカルスタッフの見解に反する情報を漏洩してしまっている」
「そして最後に、イタリアへのバカンスだ。許可を得ていたどうかにかかわらず、関係者の数名が数々の画像に憤慨している。内部には、これが偶然ではないと考える人もいる。権力闘争なのだろうか?」
さらに、「彼はチームメイトから冷遇されてきたが、イタリアでのバカンスは決定打になった。チームメイトは、彼の守備貢献の低さが足を引っ張っていると、ここ数ヶ月考えていたのだ。そしてスタッフも、彼に守備に力を入れる必要があると伝えられていない。このインテンシティの欠如は、試合だけでなく練習でも見られるとも指摘している」とし、最後に「エンバペもレアル・マドリーも、現状に満足していない。完璧に見えたパートナーシップが最初の危機に直面している」と締めくくっている。




