マンチェスター・ユナイテッドのOBギャリー・ネヴィル氏は、古巣の状況を心配している。
昨季途中から指揮するマイケル・キャリック監督が正式な指揮官に就任して今季開幕を迎えたマンチェスター・U。しかし、開幕戦で昇格組ハル・シティに0-2で敗戦。第2節はホームでイプスウィッチに5-2で勝利したものの、6日の第3節では後半アディショナルタイムにエヴァートンに追いつかれ、2-2の引き分けに終わった。
そして試合後、ネヴィル氏は『スカイスポーツ』で「来週にはチャンピオンズリーグとマンチェスター・シティ戦を控えているだけに、少し重圧のかかる状況だ」としつつ、3試合連続で2失点を喫していることを懸念している。
「彼らは失点を重ねてしまうという弱点を抱えており、それが解消される気配もない。そこは心配している。失点の多さは今後も彼らを苦しめるだろう。キャリックがどう対処するのかわからないが、すでにベストな4バックを先発で送り出している。なぜ、残り5分でルーク・ショーとダロトを下げたのだろうか? ルベン・アモリムやテン・ハーグも4バックを入れ替えていたが……」
「4バックを頻繁に入れ替えるべきではない。控えの層が厚いわけでもないし、変えるわけにはいかないはずだ」
さらに、「1試合に2失点も喫している。これではいけないよ。移籍市場が開いてからずっと守備陣への懸念が指摘されている中で、今日のユナイテッドは勝利と無失点が求められていた。安易な分析をすれば『素晴らしいゴールを2つ決められただけ』と言えるかもしれないが、そうではないんだ」とし、こう続けている。
「特に同点弾の場面はお粗末だったよ。コミュニケーション不足による大きなミスがあった。ゴールが決まるまでには多くの過程があるし、アウェイでリードを守り切ろうとするならば、ラインを押し上げつつ無謀なプレーを避けるべきだよ。あの失点は、もっと早い段階で防げたはずだ。あの瞬間、思わず叫んでしまったよ。組織的な守備が必要なのに、最後の数分間はそれができなかった」
「対戦相手が『勝機がある』と感じてしまっている。私自身がプレーしていた時期も、(GKが)ピーター・シュマイケルからエドウィン・ファン・デル・サールへ代わるまでの間、まさにそういう状況を経験した。オールド・トラッフォードでの試合であっても、相手チームは我々に対して勝機があると感じていた。それは、当時の我々は守備面で十分な強さを備えていなかったからだ。相手に『得点できる』と思わせてしまう、それはチームにとって、実に厄介な状況だよ」
マンチェスター・Uは10日にチャンピオンズリーグでサバフと対戦した後、14日にホームでマンチェスター・ダービーを迎える。





