マンチェスター・ユナイテッドのOBで、現在解説者を務めるリオ・ファーディナンド氏は、リヴァプールの戦いぶりを絶賛している。
27日に行われたチャンピオンズリーグ（CL）準決勝ファーストレグで、ビジャレアルと対戦したリヴァプール。ここまでユヴェントスやバイエルン・ミュンヘンといった強豪を次々に打ち破ってきた相手を本拠地アンフィールドに迎えたが、終始圧倒。後半に2ゴールを奪うと、シュートは1本しか許さず、2-0で完勝を収めている。
すでに今季リーグ・カップを制し、FAカップも決勝へ進んだリヴァプール。これでCL決勝行きに大きく近づき、歴史的な4冠が現実味を帯びてきている。そしてファーディナンド氏は試合後に『BT Sport』で、以下のように絶賛した。
「このリヴァプールは、私が今まで見てきた中で最高のチームだ。ボールの有り無しにかかわらず、容赦がない。プレッシングやエネルギー、努力に応用力には驚かされるよ」
「（4冠が）目標になっているはずだ。彼らは彼ら自身で目標を設定しようとしている」
「もしそれを達成すれば、不滅の存在となる。この国でプレーしてきた誰よりも優れていることになる。達成できるかは、まだわからない。だが、その道を進んでいることは間違いない」
またリヴァプールOBマイケル・オーウェン氏も、「見てきた中で最高のリヴァプールだね。想像してみてくれ、4冠だぞ。不可能だと思っていたが……今なら実現できると思うんじゃないかな？」とファーディナンド氏の意見に同調している。