Thomas-Müller(C)Getty Images

ドイツ代表FWミュラー、完敗宣言。日本代表を称賛、実力差を認める「今の日本は世界トップ10に入るほど。僕たちはそこにいない」

ドイツ代表のFWトーマス・ミュラーが、日本代表戦後にコメントを残した。ドイツ『ディー・ツァイト』が伝えた。

ドイツと日本は、9日に開催された国際親善試合でカタール・ワールドカップ以来となる再戦。W杯グループステージ敗退に追い込まれたドイツにとっては、最近の不調もあり、必勝態勢で臨んだ一戦となった。しかし、先制を許したドイツは一時追いついたものの、その後に3失点。日本に1-4の惨敗を喫した。

ドイツ代表歴代4位の出場数を誇るベテランのミュラーは今回、ニクラス・フュルクルクの負傷を受けて、W杯以来となる代表招集に。日本戦では1点ビハインドの後半、71分から途中出場したが、さらに2失点した中で試合終了のホイッスルを聞いた。

以下に続く

試合後、ミュラーは「日本のプレーぶりは素晴らしかった。彼らは世界のトップ15、トップ10に入るチームであることは間違いない」と森保一監督のチームを称賛し、「そして、現時点で僕たちはそこにいない」と、今回の結果が実力を反映しているものだと認めた。また、FIFAランキングでは15位のドイツだが、「実際は異なる」と、現在のドイツ代表が世界TOP15に入るレベルではないことを強調していた。

指揮官ハンジ・フリック監督の去就も取りざたされるドイツはこの後、12日にフランス代表との国際親善試合を迎える。

広告