8大会連続8回目のFIFAワールドカップに挑む日本代表について、データメディア『Opta』が特集を組んだ。
今大会の各大陸予選で最初の突破チームとなった日本代表。直近の親善試合は6連勝、ブラジル代表やイングランド代表といった強豪国を下して準備を整え、現在はモンテレイでの事前合宿を行いながら14日のオランダ代表との開幕戦に備えている。
そんな日本代表について、『Opta』は「主力選手の欠場にもかかわらず、今大会は準々決勝進出が現実的な目標だ」と評価。すでに100試合以上を指揮してきた森保一監督を称賛しつつ、過去2大会のアジアカップで優勝できなかったことに触れ、「過去8年間を振り返ると、W杯で真に意義のある結果を残さなければ意味がないという思いがどうしても拭えない。だが、まるですべてがこの瞬間のためにあったかのように思える」とし、今大会の躍進を期待している。
「2026年の日本代表には紛れもない自信が満ち溢れている。強豪相手に印象的な結果を残したこと、エキサイティングなフットボールを展開していること、そして才能豊かな選手たちがチームの意識改革を共鳴しているように見えることが、その自信を掻き立てている」
また、アジア最終予選で51ゴールを記録したことに注目。得点期待値(xG)を「20.9」上回り、シュート決定率が「21.1%」だったことを紹介し、「言うまでもなくアジア屈指の強豪であり、大陸のどのチームより優れているだろう。だが、それを考慮してもこの得点力は驚異的である」とし、チームスタイルの変化に注目した。
「これは、チームがより攻撃的なスタイルへと意図的にシフトしたことを反映しているようだ。森保監督は予選からほぼ一貫して3バックを採用しているが、これが攻撃効率の大きな要因だろう。2人のウイングバックが前線に押し上げられ、2人のトップ下がセンターフォワードをサポートする形だ。まるで5トップを採用しているかのようで、ダイナミックで圧倒的な攻撃力を発揮している」
さらに、最終予選でクロス成功率が「25.3%」と高い数値を記録したことを紹介。上田綺世(9)と小川航基(4)が今季エールディヴィジでもヘディングでのゴールが多かったことから、サイドからのクロス攻撃が大きな武器になると分析した。
■サプライズ候補から真の期待へ?
一方で『Opta』は、三笘薫や南野拓実といった主力選手の欠場が「選手層という面では確かにマイナス」と指摘。しかし「だが、今回の日本代表には何か特別なものがある兆候が随所に見られる。強豪相手に目覚ましい結果を残し、チーム関係者は積極性と目的意識を力強く語っている。監督の戦術にもそれが反映された」とし、以下のように締めくくった。
「日本代表は、もはや単なる参加国では満足しない。しかし、サプライズを期待する感情から真の期待へと変わった今、彼らはどのようにそれに立ち向かうのだろうか? まもなく明らかになるだろう」
