イタリア代表OBアレッサンドロ・デル・ピエロ氏は、ワールドカップ出場を逃したチームに厳しい言葉を残した。
先日行われた欧州予選プレーオフ決勝でボスニア・ヘルツェゴヴィナにPK戦で敗れ、3大会連続FIFAワールドカップ出場を逃すことになったイタリア代表。現地では幹部陣の責任を追求する声が相次ぎ、2018年からイタリアサッカー連盟(FIGC)の会長を務めるガブリエーレ・グラヴィーナ氏、さらに団長を務めていたジャンルイジ・ブッフォン氏が辞任を表明し、さらにジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の退任も濃厚と伝えられている。
そうした中、イタリア『スカイ』の番組に出演したデル・ピエロ氏は「残念ながら、ここ数日は悲しみから怒りまで多くのネガティブな感情が渦巻いている。この道のりを一緒に歩んできた我々全員には、失望と信じられない気持ちが募っている」とコメント。2006年ワールドカップ優勝メンバーである同氏は、以下のように語った。
「ワールドカップを3大会連続で逃したことは、非常に恥ずべきことだ。その背景にあるあらゆる要因を検討しなければならない。残念ながら、我々は本来の水準から大きくかけ離れている。FIGC会長の問題だけでなく、多くの課題に取り組む必要がある。だが現状では、解決策を見出すには程遠い状況に思えるね」
「問題は山積みだ。提案されたアイディアを全員で検討していく必要がある。チームスポーツにおいて、スケープゴートは存在しない。また、すべてを1人で解決できる人間もいないんだ」
「女子チームや他のスポーツは素晴らしいことを成し遂げているね。男子チームには特定の決断を下すため忍耐力、勇気、そして時間があるのだろうか? 腰を据えて話し合わなければならない」
また、イタリア代表次期指揮官候補として名前の挙がるアントニオ・コンテ監督について、デル・ピエロ氏は「新監督になる可能性を秘めたすべての資質を備えている。明らかに有力候補だ」と語っている。





