イタリアサッカー連盟(FIGC)のガブリエレ・グラヴィーナ会長は、記者会見で今後について語っている。
過去2大会でワールドカップ本大会出場を逃していたイタリア代表。2026年大会の欧州予選もグループリーグで2位に終わってプレーオフに回ると、準決勝では北アイルランド代表に2-0と勝利していた。しかし31日に行われたパスA決勝戦、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表相手に120分を1-1で終えると、PK戦4-1で敗れ、予選敗退が決まっている。
イタリア代表は、これで3大会連続でワールドカップ本大会出場を逃すことに。試合後の記者会見に出席したグラヴィーナ会長は、「選手たちを祝福したい。祖国に喜びをもたらそうとする彼らの熱意やメンタリティを共に分かち合う機会を得られなかったことが残念だ。(ジェンナーロ)ガットゥーゾ監督を祝福し、引き続きチームを率いてほしいと要請した」と明かしている。
この結果を受け、イタリア国内ではガットゥーゾ監督の進退を問う声や2018年からFIGC会長を務めるグラヴィーナ氏の責任を問う声も上がっている。そうした中、グラヴィーナ氏は以下のように語った。
「選手たちは英雄のようだった。技術面は守られなければならない。一方で政治的な面では、すでにスタッフに評議会の招集を指示した。そこで評価を行う。辞任を求める声があることも理解しているが、評議会とともに評価を行うよ」
「(辞任について)ここで回答することはできない。深く検討する。適切な場で検討すべきだ。FIGCがすべて独自に決定できると思われがちだが、状況はもっと複雑だ」
「(記者団に対して)イタリアサッカーを発展させるために1つでも有益な対策を求められたことがあるのか、お聞きしたい。私に対する厳格責任に言及した人もいるが、私は常に責任を果たしてきた。ここ数カ月間に尽力してくれた方々の素晴らしい仕事に影響を与えなかった仕事もある」
なお、イタリア人記者ニコロ・スキーナ氏は「予想通り、誰も辞任しない。グラヴィーナは評議会に押し付けた。政治機関による強力な介入がない限り、すべては現状維持となる運命にある」と指摘している。
