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italy world cup(C)Getty Images

「イタリア代表に興味あるのはファンだけ。クラブは若手育成を無駄と考えている」辞任した連盟会長が主張

イタリアサッカー連盟(FIGC)の会長を辞任したガブリエレ・グラヴィーナ氏は、イタリア代表が抱える問題を指摘している。

先日行われた欧州予選プレーオフ決勝でボスニア・ヘルツェゴヴィナにPK戦で敗れ、3大会連続FIFAワールドカップ出場を逃すことになったイタリア代表。現地では2018年からイタリアサッカー連盟(FIGC)の会長を務めるガブリエーレ・グラヴィーナ氏を筆頭にその責任を追求する声が相次ぐと、2日にグラヴィーナ氏が辞任することを発表。さらに代表チーム団長のジャンルイジ・ブッフォン氏、ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督も退任することが決まっている。

そしてグラヴィーナ氏は『コリエレ・デッラ・セーラ』のインタビューで、「責任は私にある。ファンに約束したことを守れなかった。ワールドカップでも順調に勝ち進むと言ったが、実際にはそうならなかった。私の辞任は、フットボールへの最後の愛の表明だ。そして私への攻撃によって連盟が不利益を被るわけにはいかなかった」としつつ、内情を明かしている。

「しかしそれだけではない。辞任はプレーオフが始まる前から考えていた。それは気力がなくなったからではなく、成長と発展を阻害する制約、束縛、障害があったからだ。これらはすべて、はっきり言って非常に苛立たしいものだった。結局は留まることを決意し、この苦難の道を受け入れたがね」

またグラヴィーナ氏は、3大会連続でワールドカップを逃した要因について、セリエA所属チームを筆頭にクラブ側の協力が欠けていると主張した。

「我々は子どもたちを対象とした新たなプロジェクトを開始したが、共通の利益を追求するのが難しい状況だ。イタリアの育成システムは十分に発展していない。なぜなら、クラブは自分たちの利益を追求し、代表チームにふさわしい若手選手を育成するために必要な時間と労力を無駄だと考えているからだ」

「ドイツのやり方が素晴らしいのはよく知られている。彼らは文字通りゼロから全員が団結し、同じ目標に向かって進んだ。その成果は現れ始めている。これはイタリアにはない、先見の明があるビジョンだ」

「ここではっきり言っておくが、イタリアで代表チームに関心があるのはファンだけだ。政治家を含め、他の人々にとっては、物事がうまくいかない時に自分の立場を主張する手段に過ぎないんだよ」

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