inoha-yokohama(C)Getty Images

関東1部南葛SC、元日本代表DF伊野波雅彦が加入「Jリーグ加盟を目指すクラブでプレーすることは新たな挑戦」

南葛SCは1日、元日本代表DF伊野波雅彦が加入することを発表した。

伊野波はこれまでFC東京や鹿島アントラーズ、ジュビロ磐田などでプレー。2021シーズンは横浜FCに在籍していたが、昨季限りで契約満了となっていた。伊野波は加入に際してこのようにコメントしている。

以下に続く

「南葛SCに加入が決まりました伊野波雅彦です。まずは、このタイミングで契約を締結していただいたクラブに感謝を申し上げます」

「僕にとって、Jリーグ加盟を目指すクラブでプレーすることは新たな挑戦になります。葛飾という伝統ある街と協働し、クラブを作り上げていく、進めていく道筋に携われることに魅力を感じ、サッカー選手としてだけでなく、人間としての成長につながるのではないかと思い、契約書にサインしました」

「僕のような年代のサッカー選手では珍しいのかもしれませんが、クラブのオーナーである高橋陽一先生の名作漫画『キャプテン翼』シリーズを実は読んだことがありません。ただ、周囲から漫画のストーリーなどを聞き、主人公の大空翼が中学卒業と同時にブラジルに渡ったことに、とても共感を得ました。僕も中学時代に2度、短期のサッカー留学ではありますが渡伯したことが、プロを目指す大きなきっかけになったからです。まさか、このタイミングで接点を持つことになろうとは、少し不思議な感覚に陥ります」

「僕は過去を振り返るようなプロ生活を送りたくはありません。南葛SCに加入が決まった3月1日が未来への第一歩だと捉えています。契約したプロサッカー選手として責任を持ち、南葛SCをJFL、そしてJリーグへと導くべく、精進していこうと思います」

「ファン・サポーターの皆さん、スポンサー企業の皆さん、そして葛飾区の皆さん、ともに進んでいきましょう。よろしくお願いします!」

なお、関東1部に在籍する南葛SCはすでに稲本潤一や今野泰幸らを獲得。元日本代表選手の実力者を集めている。

広告