マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、今季限りで退任する可能性が高まっているようだ。
先日のFAカップ決勝でチェルシーを下し、指揮を執る10年間で20個目のタイトルを掲げたグアルディオラ監督。しかし試合後の会見では、記者から「退任の噂がありますが、まさか(今季で)退任しないですよね?」と問われると、困惑した表情を浮かべて「噂について?」としつつ、微笑みながら「良い夜を」と質問に答えずに足早に去っていった。以前からその去就については大きな注目が集まっており、現地では今回の振る舞いでさらに憶測が加速している。
そして有力メディア『The Athletic』のマンチェスター・C番記者サム・リー氏によると、今後1週間がグアルディオラ監督のマンチェスター・Cでの最後の1週間になる可能性が現実味を帯びている。今季は19日のボーンマス戦、24日のアストン・ヴィラ戦をもって終了するが、最終節のアストン・ヴィラ戦が最後の指揮になるとの見方が強まっているようだ。
グアルディオラ監督はFAカップ決勝後、現在アーセナルとの激しいプレミアリーグ優勝争いが佳境に突入していることもあり、祝勝会はアストン・ヴィラ戦後まで取っておくと語っている。そしてこのシーズン後に行われるパレードでは、一足先にリーグ制覇を達成した女子チームとともにサポーターの前でタイトルを祝うことになるが、同時に今季限りで退団するベルナルド・シウバとジョン・ストーンズの別れの場にもなるとのこと。サム・リー氏は、このパレードはグアルディオラ監督が留任するという前提で進められているものの、未だ将来については不透明なままであると伝えている。
さらに同記者は、15年以上に渡ってグアルディオラ監督のスタッフとして支えてきたフィットネスコーチのロレンツォ・ブエナヴェントゥーラ氏が今季で退団することが、指揮官自身も「退任に向かっているサイン」だと指摘。クラブ内部の様々な関係者がシーズン後の退任を予想しており、シーズン中に伝えられたエンツォ・マレスカ氏への接触など、クラブ側はすでに退任する場合に備えた準備を進めているとのこと。退任発表のタイミングまで議論されているようだ。
一方でサム・リー氏は、1年間契約を残すグアルディオラ監督が「最終的に留任を決める可能性はあり、そうなれば事態は遥かに楽に進むだろう」とも指摘。2年前にはチキ・ベギリスタイン氏と共に退任する意思を固めたものの、その後撤回。この決断は近しい人物にも衝撃だったとのこと。現時点では、関係者の間で退任を予想する見方が強まっているようだが、最後まで本人がどう決断するかはわからないと伝えられている。今後の動向に注目だ。




