ディディエ・デシャン監督がFWカリム・ベンゼマ復帰の可能性について言及した。
現地時間14日、カタール・ワールドカップ（W杯）は準決勝が行われ、フランス代表とモロッコ代表が対戦。60年ぶりとなるW杯連覇へ向けて突き進むフランス。ここまで幾度となく大金星をあげてきたモロッコと相見えた。
試合は5分にテオ・エルナンデスのゴールでフランスが先制。終盤の79分にコロ・ムアニが追加点を奪って試合終了。前回大会王者の強さを見せつけたフランスが2-0で勝利。2大会連続の決勝進出を決めた。
19日に迎える決勝を前に、フランス代表を離脱したFWカリム・ベンゼマの復帰する可能性が再燃。
昨季レアル・マドリーで公式戦46試合44ゴール15アシストを記録し、チャンピオンズリーグ制覇とラ・リーガ優勝の立役者となったベンゼマ。自身初のバロンドールも手にした34歳FWはカタール・ワールドカップでの活躍も期待されていたが、大会直前に左大腿直筋を痛め、チームを離脱していた。
『RMC Sports』によると、ベンゼマにはまだカタール・ワールドカップ出場の可能性が残されてると伝えられていた。デシャン監督はベンゼマの離脱後、代替選手を招集せず。そして、FIFAのチームリストに名前が残っているため、フランス代表に復帰することが事実上可能に。決断はフランスサッカー連盟、もしくはデシャン監督の決断に委ねられていると報じられていた。
試合終了後、同噂にについて記者陣に尋ねられると、デシャン監督は一言でまとめた。
「次の質問に移りたい」
否定も肯定もしない答えとなったことで、可能性はあるとも見られているが、『RMC Sports』は"崖っぷち"と指摘している。