世界中で物議を醸すFIFAのジャンニ・インファンティーノ会長だが、3期目を目指して来年の会長選挙に立候補するようだ。
2016年からFIFAの会長を務めるインファンティーノ氏。しかし、昨年からFIFA平和賞の授与やワールドカップ期間中のアメリカ代表FWフォラリン・バログンの出場停止延期を巡る問題などで、ドナルド・トランプ米大統領との関係が疑問視されてきた。さらに先月、ワールドカップ関連事業株式売却案を発表したことで世界中から非難が殺到。計画中止を発表した後も強烈な反発は続いており、特にUEFA(欧州サッカー連盟)は辞任を求めてアメリカ各地で複数の法的措置を講じるなど、圧力を強めている。
そんな渦中のインファンティーノ会長だが、2027年の任期満了を前に行われる来年3月の会長選挙に立候補することを4月に公言していた。そして広報担当者は『The Athletic』に対し、「会長は4月に出馬すると発表した。もちろん、何も変わっていない。インファンティーノ会長は再選に向けて出馬する予定だ」と改めて強調。一連の騒動後も意思は変わらず、3期目を目指して出馬する予定であると明かした。
インファンティーノ会長は、2019年と2023年の会長選挙では対立候補なしで再選している。当時はAFC(アジアサッカー連盟)やCONMEBOL(南米サッカー連盟)、CAF(アフリカサッカー連盟)からの指示を得ていたが、ワールドカップ関連事業株式売却案についてはAFCが明確に反対の立場を取っていた。
なお『talkSPORT』のベン・ジェイコブズ記者によると、UEFAはインファンティーノ会長に対抗しうる候補者の選定に向けて水面下で動いており、PSGやECA(欧州クラブ協会)の会長でもあるナセル・アル・ケライフィ氏が周囲から根強い支持を集めていると伝えていた。今後の動向に注目が集まっている。



