イングランド代表のトーマス・トゥヘル監督は、FIFAワールドカップ2026を振り返った。
2025年1月からイングランド代表の指揮を執るトゥヘル監督。予選は全勝で本大会へ出場すると、キャリア初の挑戦となった今夏のワールドカップで苦しい試合も経験したが、優勝を飾った1966年大会以来の最高成績となる3位に導いている。
そんなトゥヘル監督は、FAが企画し16日に公開される『Reflections: England’s World Cup Journey』の中でイングランド代表OBダニエル・スターリッジ氏と対談。3-2で激闘を制したラウンド16のメキシコ代表戦を振り返り、テニス界のスーパースターであるノバク・ジョコビッチがウィンブルドン優勝時に行う“恒例行事”を真似すべきだったと振り返った。
「試合後に友人へメッセージを送ったんだ。こう書いたよ。『試合後に芝を食べておけばよかった』ってね。この瞬間を永遠に自分の体の中に留めておけたはずだったから。まさに、あの瞬間は特別だったんだ」
開催国メキシコをアステカ・スタジアムで破った一戦を大会のハイライトに挙げるトゥヘル監督は、さらに「このチームには、誰もが望むような要素がたくさん詰まっていた」とし、こう続けている。
「選手たちにとってこのチームがどのような意味を持ち、彼らがいかに互いを思いやっていたか……それを証明する瞬間があった。ジョーダン(ヘンダーソン)が転んで腕を骨折した時のことだ。すぐさま選手たちが駆け寄っていった。全員が集まり、歓喜の輪を解いてジョーダンを守る壁を作りその場を離れず、心から寄り添っていたんだ。本当に特別な光景だったよ」
さらに、今後へ向けて「こうした選手たちと一緒に仕事ができることは心からワクワクする。成長を促せるような新しい若手選手たちを迎えられることも楽しみだね。我々はまた一歩前進したと思う。手応えは十分だ。ワールドカップに向けた準備は非常に難しいが、次のEUROに向けた準備は可能だ。ネーションズリーグのトップカテゴリーで準備を進めていきたい」と明かしている。
イングランド代表の次戦は9月26日、ネーションズリーグで世界王者スペインと激突する。





