イングランド代表のトーマス・トゥヘル監督のコメントについて、イギリスの識者たちが絶賛している。
11日に行われたFIFAワールドカップ2026の準々決勝で、ノルウェーと対戦したイングランド。先制を許すも前半終了間際にジュード・ベリンガムが同点弾を奪うと、その後も一進一退の攻防が続いたまま延長戦に突入する。それでも延長開始3分でベリンガムが逆転弾を奪い、そのまま2-1で勝利。躍進続くノルウェーを下し、ベスト4入りを決めた。
優勝候補との期待を集める中で準決勝進出を果たしたイングランドだが、試合後のトゥヘル監督のコメントが話題に。『ITV』のインタビューで「今日は自分たちで試合を非常に難しくしてしまった。あらゆる意味で満足できない。運に恵まれたね」と振り返り、パフォーマンスには全く満足していないことを明かしている。
そしてこのコメントについて、イングランドのレジェンドであるアラン・シアラー氏は『BBC』で「素晴らしいインタビューだった。今までの監督であれば『チームの結束力は素晴らしかった』といった言葉で済ませていたかもしれない。それは評価もされただろう。だが、彼は安易な言葉に一切逃げなかった。それこそが彼のメンタリティであり、成功を収めてきた理由でもある」とし、チームの問題点を指摘した指揮官の言葉を絶賛した。
また、イングランド代表OBクリス・サットン氏も「イングランドは今大会でまだ本領を発揮していない。それはむしろポジティブなことだと思う。トゥヘルのインタビューは興味深かった。率直な意見を聞けるのは良かったね」とコメント。さらに、同じくイングランド代表OBマット・アップソン氏も「『なんとか逃げ切った』という彼の意見には同感だ。最後の25分はノルウェーが勝つと思えたくらいね。彼の評価はもっともだと思う。準決勝では、また違ったテンポとメンタリティで試合に入ってほしい」とし、トゥヘル監督のコメントに同調している。

