ドルトムントのスポーティングディレクターを務めるセバスティアン・ケール氏の退任が決まった。
現役時代にドイツ代表としてもプレーした経験のあるケール氏は、2002年から2015年までドルトムントでプレーし、香川真司らとともに2011年からのブンデスリーガ連覇に貢献した。2015年の現役引退後、2017年からクラブスタッフとなり、2022年からはスポーティングディレクターを務めてきた。
約四半世紀にわたってドルトムントに携わってきたケール氏だが、22日にスポーティングディレクターから退任することが決定。
クラブの声明の中で「双方合意のもとで協力関係を終了することに同意した。この決定は、BVBの経営陣と前スポーツディレクターとの間で日曜日に合意された」と伝えた。
マネージングディレクターのラース・リッケン氏は「夏は変化に適したタイミングだ。双方が準備できるようにするため、セバスティアンの契約を即時終了することで合意した。セバスティアンとは長い歴史を共有している。ドルトムントで共にプレーしただけでなく、2002年にはドイツ王者にも一緒に輝いた。彼はクラブに多大な貢献をしてくれた」と労った。
また、クラブCEOのカルステン・クラマー氏は「セバスティアン・ケールの退任は、我々のスポーツ部門のリーダーシップにとって大きな変化となる。来シーズンに向けた必要な変化を進めるため、そして彼自身が今後のキャリアについて考える時間を持つためにも、今回の別れは現時点で理にかなった決断だ」と語った。
2002年に加入して現役時代にはキャプテンを務め、その後4年間にわたってスポーティングディレクターとしてもクラブを支えてきたケール氏は「人生の半分をこのクラブと共に過ごしてきた。自分にとって非常に特別な存在だ。ドルトムント、この素晴らしいスタジアム、そしてズュート・トリビューネ(南スタンド)は、これからも特別な場所であり続ける。本当に光栄だった」と思いを語った。
ケール氏は現役時代にドルトムントで3度のブンデスリーガ優勝と1度のDFBポカール制覇を成し遂げた。しかし、スポーティングディレクターに就任してからは、2024年のチャンピオンズリーグ決勝進出はあったものの、タイトル獲得には至らなかった。


