チェルシーに所属するMFカーニー・チュクエメカが、ドルトムントへの加入に迫っているようだ。
現在21歳のチュクエメカはアストン・ヴィラの下部組織出身で、2021年5月にトップチームデビュー。2022年8月にチェルシーに完全移籍した。しかし、チェルシー加入後の2シーズンは負傷の影響もあり、十分な出場機会を得られず、今シーズンもエンツォ・マレスカ監督の下で序列が大幅に低下。UEFAカンファレンスリーグ(ECL)4試合、カラバオ・カップ1試合のみの出場にとどまっていた。
『The Athletic』や『スカイスポーツ』によると、複数クラブが関心を示した中、ドルトムントが獲得に向かっているという。ドルトムントが給与を全額負担する形で、今シーズン終了までのレンタル移籍でクラブ間合意に達したと報じられている。
チュクエメカの契約には4000万ポンド(約76億円)の契約解除条項が設定されているが、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によると、今回のレンタル契約にはこの条項を超える金額での買い取りオプションが付随しているという。チュクエメカは2日夜にドイツへ移動し、3日にメディカルチェックを受ける予定だ。
