元マンチェスター・ユナイテッド指揮官エリック・テン・ハーグ氏は、ポルトガル代表FWWクリスティアーノ・ロナウドとの関係について語った。
2022年~2024年までマンチェスター・Uを指揮し、2022-23シーズンにはリーグカップを、2023-24シーズンはFAカップ優勝を達成したものの、成績不振により2024年10月に解任されている。
そんなテン・ハーグ氏は『The Athletic』のインタビューで、「過ごした時間は、その一瞬一瞬が楽しかった。素晴らしい思い出ばかりだね。今でもつながりを感じているし、私自身はユナイテッドのファンなんだ。本当に勝ってほしいし、再び成功を収めてほしい」とコメント。しかし、自身が指揮していた際に規律面の問題が度々浮上し、さらに「彼らは“有害な文化”を存続させている。むしろそれを助長し、選手たちに力を与えてしまっている」と上層部からサポートを受けられなかったと告白した。
またテン・ハーグ氏は、C・ロナウドとの関係についても言及。2021年8月に復帰を果たしたが、2022年末にクラブを痛烈に非難して退団していったポルトガル代表FWについて、その姿勢を問題視している。
「彼はチームを失望させ、私をも失望させた。彼を組み込んでプランを立てていたからね。もちろん、彼は史上最高の選手の1人であり、私も心からリスペクトしていた。しかし監督として、合理的な決断を下す必要があった。チームのために貢献してくれる選手たちを優先しなければならなかったんだ」
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テン・ハーグ氏は、C・ロナウドが何度も練習を欠席したり、練習中にも必要な心拍数レベルまで上げなかったことを告白。また、ランニングメニューに設定したコース3周をこなせすことができず2周に終わっていたことなども明かし、こう続けた。
「私は何度もこう伝えた。『ロニー、みんなが君のために動き、君を適切なポジションへ導こうとしているんだ。だが、君自身がペナルティエリア内に入らなければ、ゴールは決められないよ』と。しかし、彼にはそれができなかった。私が彼にプレッシングを求めていたとか、そのせいで彼が疲弊してしまったなどというのは、間違った見解だ。彼は、そもそもできなかったんだ。ボールを持っている時も持っていない時も、彼は走ろうとしなかった。その理由は、彼自身が十分な準備をしていなかったからだよ」
■選手へ悪影響も?
さらにテン・ハーグ氏は、C・ロナウドの姿勢が他の選手へ影響したと考えているようだ。
「彼は他の選手たちに『トレーニングでは足を温存しておけ』と言っていた。コンディションが万全であれば、トレーニングの中で足を温存するという考え方も理解できる。しかし、まずは適切なフィットネスレベルに達するまで自分自身を鍛え上げなければならない」
「選手には行動する責任があり、彼らは大きな責任を負っている。だが、フットボールが必ずしも最優先事項ではない選手もいる。ユナイテッドというクラブが、彼らにとっての最優先事項ではなかったケースもあったということだ」



