Sergio Busquets Spain 2021Getty

スペイン主将ブスケツ、フランスの決勝ゴールに納得いかず…「あれはオフサイド。E・ガルシアはボールをカットしようとしただけ」

スペインは11日のUEFAネーションズカップ決勝フランス戦を1-2で落として優勝を逃した。主将MFセルヒオ・ブスケツは、フランスの決勝ゴールがオフサイドとならなかったことに憤りを表している。

フランスは1-1で迎えた80分、FWキリアン・ムバッペが最終ラインを抜け出して勝ち越しゴールを記録。ムバッペはオフサイドポジションから走り出した疑いがあったものの、アンソニー・テイラー主審はVARとの審議後にゴールを認めていた。

試合後、スペイン『TVE』とのインタビューに応じたブスケツは、テイラー主審から受けた説明を明かした。曰く、ムバッペに送られたスルーパスにDFエリック・ガルシアが触れたため、オンサイドになったとのことだった。

以下に続く

「僕たちにとってはオフサイドだったが、王者を祝福するしかない。僕たちは今の道を進み続けないと。タイトルを獲得するために、もう一歩を踏み出せたらいいと思う」

「僕たちはしっかりとラインを引き上げたし、ムバッペはオフサイドだった。でも審判はエリック・ガルシアがボールともにプレーする意欲があり、それに触れたと言った。だけど、そんなことに意味はない。エリックはボールをカットをしたかったんだ。彼はプレーを望んだわけではなく、どんなDFもするようにカットしようとしただけなんだよ」

また試合自体については、次のように振り返った。

「彼らが危険な相手であることは分かっていたし、だからポゼッション率を高めていった。多くのフェーズでそうできたけど、それでも勝利までは届かなかったね。僕たちが最も良い時間帯にスコアをひっくり返されてしまった。でも、僕たちはここまでたどり着いたことには価値を見出さなくてはならない」

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