ブラジル代表のカルロ・アンチェロッティ監督が『グローボ』のインタビューに応じ、批判を受け止めた。
ブラジルはワールドカップラウンド32では日本代表を逆転で破り、ベスト16へ。しかし、次のノルウェー戦ではアーリング・ハーランドの2得点に沈み、1-2と敗れた。
アンチェロッティは「敗戦による悲しみや失望もあり、決して楽な時期ではなかった。ワールドカップでの敗戦ということもあり、これは一味違う。クラブチームのように、立ち直ったり回復したりするための時間がない。そして、その敗戦の影はより長く付きまとう」と認めた。
ノルウェー戦では6割以上のポゼッションを相手に譲ったことにも言及。現地では守備的なアプローチに批判も集まるが、指揮官はこのように回答している。
「確かにノルウェーがボール支配率で上回っていた。しかし、その大半は自陣でだ。相手から過度なプレッシャーをかけられると、素早いトランジションを狙って抜け出そうとしていた。ボール支配率という統計は、それほど重要ではない。確かに、ワールドカップを制したスペインはボール支配率が高かった。しかし、スペインも1失点を喫している。スペインがこれほどボール支配率を高められたのは、非常に強力なミッドフィルダー世代を擁しているからだ。ファビアン、ロドリ、ペドリ、オルモ、スビメンディ、メリーノ、ガビ――世界トップクラスのミッドフィルダーが7人もいる。7人だ。だからこそ、彼らは試合をコントロールし、ワールドカップを制する可能性を追求した」
さらに、チームのスタイルについては「選手の特性に合ったものが必要」だとする。
「実際、ノルウェーよりもポゼッション率が低かったため、批判を受けるかもしれない。チームの構造と選手の特性は、ポゼッション重視のゲームには適していない。ヴィニシウス、エンドリッキ、エステヴァン、ハフィーニャのような選手が前線にいる場合、必ずしもポゼッション重視のゲームをする必要はない。よりダイレクトなゲームを展開する必要がある。つまり、スタイルは選手の特性に基づいて決定される。もし新しい選手、質の高いミッドフィルダーが現れれば、当然、よりポゼッション重視のゲームを展開できるようになるだろう」
また、「今回のワールドカップは、非常に重要な選手たちの世代の終焉を告げるものだと思う。ネイマールから始まり、ダニーロ、カゼミーロ、ワールドカップ出場時に30歳を超えていた選手たち全員だ」とセレソンの一時代の終焉を認めている。
