ブラジルが2029年クラブワールドカップの開催国として名乗りを上げたと、同国のサッカー連盟(CBF)が発表した。『ESPN』が伝えた。
現在、アメリカで開催中のクラブワールドカップで4つのチーム(パルメイラス、フラメンゴ、フルミネンセ、ボタフォゴ)が参加しているブラジルサッカー連盟のサミール・シャウド会長は、金曜日にFIFAのジャンニ・インファンティーノ会長と会談し、今回のアイデアについて話し合ったという声明を発表した。
「すべては導入的な会話から始まった。私はCBF会長としての目標について話し、FIFAとより密接な関係を築きたいと述べた。このイベントとブラジルクラブのレベルを称賛し、最終的に次回のクラブワールドカップ開催に向けて国を提供すると申し出た。ジャンニ・インファンティーノ会長は非常に喜んでおり、それは完全に可能だと言った。今度はそれを実現するために取り組む。それは素晴らしい目標になるだろう」
シャウド氏は、エドナルド・ロドリゲス前会長を含むCBF理事会の解任が裁判所に命じられた後、5月にCBFの新会長に就任したばかり。CBFの声明は、マイアミで開催された2025年FIFA執行サッカーサミットの終盤に発表された。6月19日から21日に開催されたこのサミットでは、FIFAの211の加盟協会が統括団体の幹部と会合を持っていたとのことだ。
現在、クラブワールドカップは、翌年のワールドカップ開催国のテストイベントとして4年ごとに開催される予定となっている。ただ、今回のブラジルのアイディアにより、今後どのような変化が生まれてくるかが注目されている。


