ラ・リーガは第36節が開催され、バジャドリーとバルセロナが対戦した。
第34節で4シーズンぶり27回目のラ・リーガ優勝を果たしたバルセロナ。王者として迎えた第35節のレアル・ソシエダでは4試合ぶりに敗戦を喫している。
そのような状況で相対するのは残留争い真っ只中のバジャドリー。リーグ戦5連敗中で降格圏外の17位ヘタフェと勝ち点差が並んでいる中で今季のチャンピオンをホームに迎えた。
試合は開始早々に均衡が破れる。キックオフ直後の2分、マティスのクロスに反応したクリステンセンのヘディングはゴールへ。オウンゴールとなり、ホームのバジャドリーが先制した。
さらに20分、バジャドリーはPKを獲得。キッカーのラリンが冷静に決めてリードを2点に広げた。
後半に入った74分、バジャドリーがさらに追加点。スルーパスに抜け出したラリンがエリア内からラストパスを送り、プラタが押し込んだ。
試合は84分にレヴァンドフスキが1点を返して終了。3得点で完勝を収めたバジャドリーは暫定で17位に浮上。5連敗をストップさせて降格圏脱出に成功している。一方のバルセロナは、優勝決定後2連敗となった。