バルセロナ、セティエン後任の本命はクーマンか…スペイン紙報道

【欧州・海外サッカーニュース・移籍情報】バイエルン戦大敗によって揺れるバルセロナ（ラ・リーガ）、後任はクーマンか。

スペインのスポーツ全国紙『ムンド・デポルティボ』は、バルセロナがキケ・セティエン監督後任の最有力候補として、オランダ代表のロナルド・クーマン監督を挙げていることを報じた。

チャンピオンズリーグ準々決勝バイエルン・ミュンヘン戦で2-8の大敗を喫し、セティエン監督の解任が決定的となったバルセロナ。現在クラブ理事会と強化部門は、ファンの希望を取り戻すほか、選手たちにリアクションを起こさせることが期待できる後任監督を探している状況という。

そして後任の最有力候補に挙げられているのが、クーマン監督であるようだ。現役時代に故ヨハン・クライフ氏率いるバルセロナでプレーしたクーマン監督は、今年1月にエルネスト・バルベルデ監督が解任された際にも古巣からオファーを受けたが、その際はオランダ代表を指揮し続けるために断りを入れていた。だが『ムンド・デポルティボ』は、バルセロナが再びクーマン監督にオファーを提示する場合、オランダ人指揮官にとっては同チームを指揮する最後のチャンスになるために、今度は断わらないとの見解を示している。

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『ムンド・デポルティボ』はまた、クーマン監督以外の後任候補としてアル・サッドを率いるシャビ・エルナンデス監督、前トッテナム監督マウリシオ・ポチェッティーノ氏の名も挙げている。しかしながら、前者はスポーツ面以外で大きな喧騒がある状況でのバルセロナ復帰に否定的で、後者は過去にバルセロナ監督就任を拒絶する発言を繰り返したことが仇となって、招へいされる可能性は低いとみられる。

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